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ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

厄年&うそかえ

2016-02-20 10:11:10 | 日記
先日,源頼朝が厄年に仏像を奉納したことを書きました。

歴博で空いた時間にちょっと調べました。

『国史大事典14』 吉川弘文館

厄年:災いや障りのあると死として意味慎むべき一定の年齢のこと。
陰陽道に基づく思考。
厄年は好ましくない年と見られ,神仏の加護を得るため種々の手だてがとられた。
古くは『源氏物語』で紫の上が37歳の厄年にて身を慎んだことが述べられ,
『小右記』寛仁3年(1019年)8月5日条にも厄日を慎むべきことが述べられている。

昨日は忙しかったので,調べてのはここまでです。

ちなみに職員さんも厄年で,神社にお払いに行かれたとの事。

その職員さんが,
「天満宮の鷽(うそ)の置物どこにあるか知っている?」
なんか,イヤな事がウソになるという鷽という鳥の置物だというのです。

分からなかったのでさっきネットで調べました。
天満宮この近辺では,
大阪市の大阪天満宮1月24,25日にうそ替え神事が行われます。

そして,
大阪府藤井寺市の道明寺天満宮
初天神うそかえ祭 
1月25日 午前11時、午後3時の2回

参加方法  (30分くらい掛かります)
①午前11時(午後3時)にご参加の方は、その時間までにお参りし、列にお並びください。
②時間になりましたら、順番にお配りいたします。
③配られましたら、「替えましょう、替えましょう」と言ってどんどん交換してください。
④太鼓の合図で、袋を開封してください。
⑤「金」と書かれていたら18金の、「銀」と書かれていたら純銀の、「木」と書かれていたら三寸の木製のうそ鳥と交換になります。書かれていないものも身替り災難除けの御守です。

木製の3寸のうそ鳥うそかえ神事の様子
 道真公が無実の罪で大宰府に左遷され、任地に到着された翌年1月7日、神事をされている時に、寒中なのに無数の蜂が襲来して参拝者を悩ましました。そこに一群のうそ鳥が飛来し、蜂を食い尽くして人々を救いました。
 このことから、当宮では毎年1月25日の初天神の日に、身替災難除けとして「うそかえ祭」を行い、神職が1年がかりで奉製した手彫りの「うそ鳥」を授与しています。

とホームページに載っていました。


平安の時代も今も
人々はいろいろ悩んでいるのです。


それにしても,日本人は,神も仏も陰陽道も,
そして七福神やうそ替えも(これは神仏?)
いろいろごっちゃにして日本人らしい(?)信仰をしているのですね。
 
コメント
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