ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

こころの祭り:まず,盛徳寺

2016-11-12 05:43:25 | 日記 地域
きのう,「こころの祭り 姫路」のうち,家から自転車で行ける範囲のお寺3軒,行ってきました。

それぞれのお寺については,ホームページ等を見ればわかるので,
あくまで,私の‟メモ”をここに書きます。


まず,去年も行ったので,ご案内を送ってくださった盛徳寺

去年,達磨の話をろくに聞かずに福井荘のことばかり質問したので,
反省し,今年は達磨の話を聞こうと思ったのですが,
ご住職のテーマ(?)は福井荘や誠塾だったようです。
(誠塾については,またの機会に)

その福井荘です。
当然のことですが,荘園制は太閤検地で消滅します。
江戸時代には福井荘は存在しないはずです。
しかし,人々の意識は別問題です。

以前,ベルギーから魚吹八幡神社に帰ってきた鰐口のことを書きました。
魚吹八幡神社には,江戸時代に鐘があったことを書いている新聞記事が盛徳寺に展示していました。
鐘自体は,戦争中,供出されてしまったのですが,写真が残っていたとのこと。
「網干町史」には,その銘文が書かれていました。
銘文は長く,読む気力がなかったのですが,
その最後の方で,
「揖保郡揖西町福井荘宮内村」と書かれています。

鰐口だけでなく,鐘も「福井荘」が刻まれています。

ご住職は
「今の魚吹八幡神社の祭りの範囲は,かつての福井荘です。
 荘園がなくなり,江戸時代になっても人々の意識の中に福井荘が残っているから,
 こう書かれ,祭りもあるのでしょう。」とおっしゃっていました。


あと2軒,
聖安寺・龍門寺については,のちほど

コメント
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