ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

録画しておけばよかった・・・「林修の今でしょ!講座」

2016-07-20 14:44:23 | 日記
たまたま昨日,テレビをつけるとこの番組

「林修の今でしょ!講座」

私が歴史熱再燃のきっかけとなった本郷和人先生が映っているではありませんか!

(と,いっても,2時間スペシャルのこの番組はすでに1時間半近く終わっていた。)


この番組では,日本中世史が専門のはずの本郷先生が,中世だけでなく,江戸時代の雑学のお話しを一般向けに楽しくしているのであって,“歴史学”ではありません。

そういえば,JMOOCでは,本郷先生の「日本中世の自由と平等」の3回目の講座が始まっているんですよね。
JMOOCの講座では,
坂本竜馬は司馬遼太郎が作った・・・といったことを言っておられました。
歴史学と歴史小説の違いについてのお話しだったと思います。


話が逸れました。
要するに,今回の番組は,歴史学ではなく,歴史の雑談です。

でも,純粋,おもしろかったと思います。

私が見たのは,ほんの15分か20分です。
録画しておけばよかった・・・と思いました。


と言うことで,おもしろかった中身

宋銭のお話し

清盛の日宋貿易以降,宋銭が大量に輸入されるようになります。
清盛当時の船は,底が浅く,船の底に宋銭の入った箱を置き,おもしにしていたそうです。
確かに・・・教科書には載っていません。
なんと,鎌倉の大仏はこの宋銭で作ったとか・・・。

江戸時代になると,貨幣が流通しやすいよう,国産の小判を作ったり,銀貨も流通します。
今の銀座は江戸時代の銀座からきていて,
江戸時代の金座の場所は,現在は日本銀行があります。
(へ~!!とおもしろくなりました。)

「おぬしも悪よの~」と言って,出てくる千両箱
この番組では1両はいくらって言っていましたっけ?

野村ホールディングス・日本経済新聞社が運営する「man@bow」(まなぼう)
「江戸時代の「1両」の価値ってどれぐらいだった?」によると,

江戸時代と現在では、生活のしかたも、人々の使っていた品物の種類も、物価状況も違うので、お金の価値を単純に比べることはできません。
あくまで参考となる例として、日本銀行金融研究所貨幣博物館の資料では「当時と今の米の値段を比較すると、1両=約4万円、大工の手間賃では1両=30~40万円、お蕎麦(そば)の代金では1両=12~13万円」という試算を紹介しています。

とのことです。

だから,千両箱は1億3000万円,
千両役者は1億3000万円稼ぐ歌舞伎役者ということになります。
(テレビでは,千両=1億円としていたかもしれません。)

何がおもしろいの?
と思う人はたくさんいるでしょう。
でも,こんなことがおもしろいと思うのが,私,ATSUです。


PS.くもん子ども浮世絵ミュージアムでは,
 小判1枚=金1両=4000文 現代の価格で約8万円としています。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« NHK BSプレミアム 「京都祇... | トップ | 出さない古文書 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事