ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

震度6弱

2018-06-18 10:07:51 | 日記 安政地震関連・本・古文書など
朝,8時前,
携帯の緊急地震速報が鳴り響きました。
しばらくして,ぐらっときました。

その間,
わずかですが,
私の頭の中に,
嘉永7年(安政元年)の地震の大坂の津波の地図がよみがえりました。
(本渡章『古地図が語る大災害』)
阪神淡路大震災も頭をよぎりました。

大阪で震度6弱だそうです。
その時見たNHKニュースでは,
姫路は震度4。
姫路市に関して言えば,さほど大きな揺れではありませんでした。

今,大阪周辺は,現在進行形で大変だと思います。


こんな時に不謹慎かもしれませんが,
内閣府防災情報のページ
「災害教訓の継承に関する専門調査会報告書 平成17年3月
 1854 安政東海地震・安政南海地震」によると,

「古文書記載からの震度の推定」
震度6弱・・・潰家6~20%。大規模な斜面崩壊,複数の横死者の発生,
       大規模な亀裂,樹木の転倒,大規模な液状化。
となっています。


さすがに,現在は,家の強度が違います。

現在読んでいる本
都司嘉宣『千年震災 繰り返す地震と津波の歴史に学ぶ』
北原糸子『地震の社会史 安政大地震と民衆』
石橋克彦『南海トラフ巨大地震 歴史・科学・社会』


今現在,
いろんな被害にあわれている方もおられると思います。
そんな時にこんなブログの更新をしてすみません。

今日は,ここまでにします。


PS.6月19日のコメント補足(毎日新聞2016年5月10日 播磨・姫路版より)
山崎断層(山崎断層帯)
 岡山県美作市から三木市にまたがる総延長80キロの活断層。
平安時代中期868年にマグニチュード7級とされる地震が起きており、
歴史書「日本三代実録」にも被害が記されている。

ちなみに,
「(兵庫県の)古代寺院は,・・・
 播磨地震(868年の地震)などによりほとんど壊れてしまいました。」
(『県立歴史博物館がいざなう ひょうご歴史の旅』)
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2 コメント

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Unknown (雪花)
2018-06-18 17:16:24
ATSUさん、地震心配していました

関西には僅かですが知人がいます。
寝屋川の義姉に電話したところ、寝屋川の北の外れなので高槻、枚方はすぐ近くで義姉宅の辺りも震度6の揺れだったそうです。但し、昨年家を建て替えて、耐震もしていたので、食器棚の扉も開かず大事には至らなかったとのこと。近年の建築恐るべしです。

江戸時代はいかばかりかと私も思いました。

被害が大きくならないように祈るばかりです。



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怖かったです (ATSU)
2018-06-19 07:08:10
雪花さま,こんにちは!

お義姉さま,ご無事でよかったですね。

阪神淡路大震災の時は,無事だったと思っても,そのあと,付近一帯,ガス漏れの恐れとかで避難したという友達がいました。ガスや水道の復旧は結構時間がかかるようですね。経済的な被害となると,難しいのでよくわかりませんが,すごく大きいのだろうと思います。

江戸時代は,現代と比べると,「もの」がぐっと少ないので,建物の被害は大きくても,個人の被害はどうなのかな?と思います。単純に比較できませんね。

うちの近くは,山崎断層があります。もう,30年以上前ですが,何度も何度も震度4クラスの地震がありました。
昨日は,いろんなことを考えてしまって,怖かったです。

ただ,関東に住んでいる息子が,すぐに「大丈夫か?」とメールをくれたのが,うれしかったです。



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