ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

初「B」;古文書解読実践コース第3回(2016年度)

2017-05-16 10:06:08 | 古文書
やっぱり・・・。
2016年度古文書解読実践コース第3回,とうとう「B」がつきました。

10年以上前,一度挫折しましたが,
再挑戦して・・・
「はじめての古文書」半年,
「基礎コース」1年,
「応用コース」1年,
「応用コースステップ2」1年,(ただし,早く終わったので,実質10か月ほど)
そして,2016年度コースの解読実践コースを始めたのが,値上げ前の2017年2月,
ここまでオールAでした。
「生涯教育インストラクター2級 古文書」の資格もとりました。

が,とうとう,「B」がつきました。

正確に言うと,
Bの上に,「◎」が付いています。
◎がついてもつかなくても,
BはBです。

先生のコメント
「今回はくずしがきつい上に文意を優先させないと判読できないところがある文書。
 今回は添削していてもその難しさが伝わって来ます。
 今回はこの文書の読解をよく最後まで進めることが出来ましたね。
 頑張りました!」

うれしいような・・・。
素直に,
「はい!次も頑張ります!」と言うべきでしょう。

でも,このコメント
私が中学生に指導するときもよく使いますよね。

「今回は難問でしたが,最後までよく頑張りました。」
なんて,中学生に言っていますよね。


いやいや,
この「◎」はうれしい!

実は第4回の課題はすでにほぼできています。
今度は「A」の自信があります。
(ちなみに,第5回もちらっと見ましたが,これは「A」無理かも?)

その前に,しっかり復習ですね。

あさって,歴博古文書ボランティアの見学です。


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はなまつりINあぼし;網干の寺院

2017-05-11 10:16:08 | 日記 地域
5月5日の「はなまつりINあぼし」の続きです。

普段見ることができない網干の寺院を自転車でいっぱいまわってきました。
(基本情報は『歴史と景観のまち 網干を歩く』をもとに書いています。)

①専念寺:天文10年(1541年)開基,浄土真宗本願寺派。
 ちょうど象ひきが終わった子どもたちも来ていたようで,にぎやかでした。
 ご住職のおくさまが,うたのセミプロだそうで,
 コーラスの指導をされているそうです。
 この日はお寺の本堂で,コーラスを披露してくださっていました。

②本柳寺:寛正2年(1461年)開基,浄土真宗本願寺派。
 もっと早い時間なら,柏餅がいただけたそうですが,
 私が行ったときは柏餅はすでになくなり,甘茶だけいただきました。
 お寺の門徒の方(?)がお話をしてくださいました。
 「山門は龍野藩主脇坂公からいただいたものや。
  脇坂公からの信頼が厚い代わりに,
  脇坂公は,『ちょっと金かしてくれ』とせびるんや。
  持ちつ持たれつの関係やな。
  今でこそこのあたりはさびれてきているけど,
  昔はこの前の道がメインストリートや。
  バスも走っとったんやで。」
 そう言いながら,昔の駕籠も見せてくれました。
 敷地内に保育園があります。
 50年前,私が通った保育園です。

③永念寺:大永4年(1524年)開基,浄土真宗本願寺派。
 本柳寺から歩いて5分もかからないところ,
 昔のメインストリートから少し中に入ったところ。
 この寺は知りませんでした。
 最近,天井画や襖絵を描き直したそうで,とっても綺麗でした。
 「ご自由にお持ちください。」とあったカレンダー等をいただきました。
 「お念仏の心をはぐくむ ほのぼのカレンダー」です。
 ホッとすることばと,木版画の絵がかかれています。
 ありがとうございます。

④善慶寺:明応元年(1492年)開基,浄土宗西山禅林寺派。
 きれいなお庭です。上品です。
 あぼしまち歩きのボランティアの方が,案内してくださいました。
 裏の墓場には,織部灯籠(キリシタン灯籠)や
 幕末から明治の初めにかけて,網干で塾をされていた河野東馬先生の碑がありました。
 河野東馬先生というのは,以前見学した誠塾の先生です。
 ボランティアの方は,
 「東馬先生は,伊藤博文などにも,『維新政府ではたらかないか?』と
  言われたそうだが,断ったそうです。」
 とのことでした。

ここで,一旦家に帰り,お昼ごはん。
そして,再出発。

⑤大覚寺:天福元年(1233年)開基,浄土宗西山禅林寺派。
 大覚寺は何度か行ったことがあります。
 去年11月の宝物虫干しで,信長・秀吉・家康の禁制を見て,感動しました。

⑥浄念寺:永正3年(1506年)開基,浄土真宗本願寺派。
 今年の花まつりの当番寺で,宗派を超えた僧侶たちが集まっているのが見えました。
 生け花の講習会(?)や子供向けに竹細工を教えていました。


私がまわった寺院は以上です。
網干はなんとお寺の多いことか・・・。
そして,何と言っても,浄土真宗本願寺派の多いこと,多いこと。
(以前見たパンフレットによると,約半数が浄土真宗本願寺派です。)
また,古い。

この後,
築315年の片岡家と,築166年の加藤家に行きましたが,
そのことは後日。
 
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第12回 はなまつりINあぼし

2017-05-06 09:42:01 | 日記 地域
昨日,5月5日ははなまつりでした。
お釈迦様の誕生日は4月8日で,
旧暦に直してわが網干では古くから5月5日にはなまつりをしています。

どれぐらい古くからなのかは私は知りませんが,
約50年前の私が子どもの時にも
「象ひき」をしていました。
何で作っているのでしょうか?
白象を網干の子どもたちが順番にひいて網干のまちなかをまわるのです。
主催はもちろん網干仏教会。
宗派関係なくお釈迦様の誕生を祝うのです。

が,
私やうちの子たちが小さいときは,
象をひいて,次の地区の子どもにバトンタッチして,お菓子をもらって終わりでした。

でも,最近は「はなまつりINあぼし」を
網干おかみさん会といって,
網干の商店街の奥さま方が主催でやっています。

網干の地図が載っているパンフレットをもらって,
そこに載っているお寺をまわって,スタンプを3つ以上集めます。
最後に築166年という加藤家に行き,
スタンプが集まった地図を見せると,
アイスクリームかジュースがもらえます。
(ちなみに私は,お寺スタンプ6つ集め,お茶をいただきました。)
その他,普段見ることができない一部の古民家にも入ることができます。
(私は築315年の片岡家と加藤家に行きました。)

ほかにも,バザーとかもやっています。

偶然,加藤家ではおかみさん会の一員で,
かつて小学校のPTAでご一緒させていただいたMさんにお会いしました。

「象をひいて,お菓子もらって終わり・・・ではなく,
 あわせて,子どもたちに何かしようということになり,
 12年前に始めました。」とのこと。

「加藤家のご当主が,気持ち良く家を貸してくださり,
(加藤家では,コンサートもしていました。)
 また,おくどさん("おくど"とは竈(かまど)のこと)も貸してくださり,
 始まったころはこのおくどさんでご飯を炊いて,
 おにぎりもつくっていたんですよ。」
とのことでした。

私がまわった寺
専念寺・本柳寺・永念寺・善慶寺・大覚寺・浄念寺と
古民家
片岡家・加藤家それぞれについては,後日ゆっくりまとめます。
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大学の卒論をマイクロSDにスキャン

2017-05-01 15:23:00 | 日記
ゴールデンウイークは忙しいです。
息子が久しぶりに関東から帰ってくるので,
今私が使っている部屋を明け渡さないといけません。
掃除に片づけ
今日は大忙しです。
もちろん,仕事も・・・。

そんな中,
ふっと思いつきました。

大学時代の卒論をマイクロSDにスキャンして保存しようと。

卒論のテーマ
目次
まだそれだけしか保存していませんが,
一生懸命書いた30年前の卒論です。

テーマは,「近世における・・・」
あとはないしょです。

しっかり古文書を勉強して,
この卒論の続きというか,
もっとテーマを絞って論文を書くことが夢です。

そのために,古文書の勉強を頑張っています。
古文書に出会うために,
ボランティアもしています。


PS.昨日,SDカードに卒論保存修了,パソコンにも保存しました。
スキャンしながら,卒論を読み返すと,
恥ずかしいのなんのって・・・。
若いということはすごいですね。
偉そうに,ずばっと書いています。

30年前はまだマルクスが主流でした。
先輩に
「網野さんって面白いですね。」というと,
「あれは歴史ではない。」と言われたのを覚えています。

あれから30年あまり・・・。
網野善彦は巨匠になり,
さらにその批判も出ています。

今流行りの呉座さん(呉座勇一)は,
「「階級闘争史観」が染みついている通説を疑うと同時に,
 通説に批判的な本書の主張も疑ってほしい。」と
『戦争の中世史』で言っています。(335ページ)

今,卒論を読み返すと,
「階級闘争史観」まる出しの卒論です。

だって,あの頃はそれが当たり前でしたから。

さて,ここからです。
まず,マルクスありき,階級闘争史観ありきではなく,
素直にあの時使った史料をもう一度読み直したいです。

30年たって,違って見えてくるでしょう。
(5月23日 追記)


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