1月4日NHKで「劣化ウラン弾被害調査」というドキュメンタリー
番組を見た。長年イラクで医療に携わったドイツの医師の話を中心に
したものであった。大勢の人に見てほしいと思う報告である。
私は白血病にかかったイラクの少年が名古屋に来て治療を受けている
という話と、後にイラクの医師が白血病の治療法を学ぶため広島大学に
招かれたことを聞いたときに、劣化ウラン弾について知った。劣化ウラ
ン弾が使用された湾岸戦争後、がん患者が急速に増えたことが2人の来
日の背景にあった。
ボスニア戦争やコソボ戦争でもNATO軍が使用しており、白血病患者
が帰還兵に出たり、奇形児の出生など深刻な問題が生じていることが報じ
られている。湾岸戦争後にイギリスやアメリカでも同じことが起こってい
る。
昔、ネバダの核爆弾実験場の風下に位置したユタ州セントジョージでも
癌が急増したことがあった。米政府など体制側は問題ないとしているが、
医師や科学者の声に耳を傾け、すぐにも劣化ウラン弾の使用をやめるべき
である。(戦車の装甲板への使用も同様。)
04/3/2 広島で NO WAR NO DU! の人文字に加わった沼野治郎
番組を見た。長年イラクで医療に携わったドイツの医師の話を中心に
したものであった。大勢の人に見てほしいと思う報告である。
私は白血病にかかったイラクの少年が名古屋に来て治療を受けている
という話と、後にイラクの医師が白血病の治療法を学ぶため広島大学に
招かれたことを聞いたときに、劣化ウラン弾について知った。劣化ウラ
ン弾が使用された湾岸戦争後、がん患者が急速に増えたことが2人の来
日の背景にあった。
ボスニア戦争やコソボ戦争でもNATO軍が使用しており、白血病患者
が帰還兵に出たり、奇形児の出生など深刻な問題が生じていることが報じ
られている。湾岸戦争後にイギリスやアメリカでも同じことが起こってい
る。
昔、ネバダの核爆弾実験場の風下に位置したユタ州セントジョージでも
癌が急増したことがあった。米政府など体制側は問題ないとしているが、
医師や科学者の声に耳を傾け、すぐにも劣化ウラン弾の使用をやめるべき
である。(戦車の装甲板への使用も同様。)
04/3/2 広島で NO WAR NO DU! の人文字に加わった沼野治郎
かつて貴殿の編集するモルモン・フォーラムが送付されるのを楽しみにしておりました。
反戦に対する思いには共感します。
モルモン内には戦争を必ずしも否定しない側面があります。家族・信仰を守るためという名目、国の法律を遵守するため徴兵に従うというものです。
モルモン時代からこの点には強い嫌悪感がありました。脱会の決意に至ったのもイラク戦争を決行したブッシュを指示したモルモン教会に対する怒りがありました。
宗教、人種、イデオロギーの違いに対してではなく、自らの優位性を示すため他を排斥・蔑視する思想、怒り・憎しみを増長する運動、国や組織の利益のために個人を軽視するもの、戦争を容認する考え方そのものに断固として反対します。立場を超えて平和を求めたいと思います。貴殿のますますのご活躍をお祈りします。
「脱会の決意に至ったのもイラク戦争を決行したブッシュを支持したモルモン教会に対する怒りがありました。」この言葉に驚き、うなづきもできる私です。
3ヶ月の教会の集会ボイコットを明日一応解くことにしていますが、ブッシュ大統領の今年の二度の演説を聴いてやはりやりきれない気持ちで複雑な心境です。
新約聖書の中でイエスが説いたのは争いではなく、和解、許し、愛しあうことだったかとおもいます。
戦争に反対する沼野さんのご姿勢を教会内で静かに、しかしはっきりと、お示しになられることを切望いたします。
貴殿の集う教会が、今よりもっと誠実で、人の命、一人一人の価値、思い、人生を、組織やメンツより大切にする宗教となれますように…。
親しくしている人たちには、三ヶ月休んだ理由を手短かに話すようにしています。
「貴殿の集う教会が、今より誠実で、人の命、一人一人の価値、思い、人生を、組織やメンツより大切にする宗教となれますように…。」 ありがとうございます。そうなっていくよう私も願っています。