
モルモン歴史学会の第47年次大会が6/28 – 7/1 にかけてカナダのカルガリーで開催される。大会テーマは「世界に広がるモルモニズム。その新しい解釈・理解の展望」で、テーマに沿ってカナダはもちろん(カルガリー大学の教授2人の講演を含む)、中国、アフリカ、ヨーロッパ、英、デンマーク、太平洋諸島、など北米以外の地における教会の様子が本来の歴史関係の発表に加えて発表される。発表数は92本に達し、発表者(コメンテーターを含む)は180人に及ぶ。最終日の日曜日にはマーリン・K・ジェンセン長老が「教会歴史家としての回顧」と題して講演する。馴染みのある名前も数多く見え、大変楽しみな催しである。


最近2年間中国に滞在し、過去16年間中国のキリスト教会を観察してきた私も発表する機会を得た。タイトルは、「天使と龍:中国における存在感を増しつつあるモルモン教」である。持ち時間が30分で質疑の時間を除くと、20-25分なので英語で焦点を失うことなくメッセージを伝えるのは容易ではない。しかも、同時に6会場で発表が行なわれるので、聴衆が分散してしまうことを覚悟しなければならない。それは気が楽かもしれないが寂しくもある。その場合も想定して臨まなければならない。
モルモン歴史学会のURL http://www.mormonhistoryassociation.org/
大会テーマ Mormonism in Its Expanding Global Context: Invitation to New Interpretation and Understanding
沼野発表テーマ Angel and Dragon: The Expanding Presence of the LDS Church in China
世界の研究者と渡り合える人材が増える事を期待しています。
私より格段優れた研究者がすぐ近く関西に住んでいます。日本人でldsです。テーマとその人の都合などで応募したり、しなかったりということです。
私は異端というより、まだ日本に研究発表する立場にいて、(lds分野に関心があり)、その積りの人が少ないというだけのことだと思います。
(私のできていないことは日本で発表できていない点です。日本宗教学会を考えていますが、どうなるかわかりません。)
地方のLDSリーダーって日本人的ですもんね。
異端でカルト的企業と言われながら今や世界一のIT企業となったAppleですが。(くどい!)
以前Apple日本法人の社長で(本家の副社長でもあった)からハンバーガーのマック社長へと転身した原田泳幸さん。
マックからマックへと当時はタジャレで報じられました(^^)
ご存知のように日本マクドナルドは過去最高益を上げ続け、彼自身も思い切った戦略をとる異端の経営者とみられていますが、
世界的、アメリカ的に見ると一般的な有能なプロの経営者らしいです。(TVで見ました)
まぁ、日本には正解に通じるプロの経営者が少ないということでしょうね。
末日聖徒も同じ現状。
NJさんは数少ない常識的なモルモン研究者なんでしょうが。。
発表者に選ばれるのはそれを証明している。
しかし、たぶん日本のモルモンには異端に映るんでしょうね。
酬われる日は近い!
昨年11/17このブログで「モルモン教について書いた本がここ数年で数冊出されるのではないか」と予想しました。これはまだ実現していませんね。
二巻目ねえ?今度機会があれば見てみます。
以下アマゾンのレビューですがいったい何を書いたのやら。。
一般の書店でまともなモルモン紹介書籍みたことありません。
別に好意的でなくても良いのですが。
まさかと思う内容でした。全世界に1500万くらいいる宗教の現実が、これかと思いました。初代に続き二代目も、いや二代目のほうが確信犯的なことをしゃべっていました。ロムニー氏が当選すれば、この悪夢の世界が実現する可能性が極めて高く、日本の民主党政権同様、アメリカも最悪のシナリオをむかえるかもしれまん。
適任はNJさんしか知らないかな。
そのうちモルモン関連の執筆依頼くるかもですね。