多くの教会員の間で広く用いられてきたマッコンキーの「モルモンの教義」(英文、デゼレト出版)が絶版になった。表向きの理由は売れ行きが悪くなったとしているが、全般的に大変保守的で、問題となった箇所が含まれているため、新しい時代にそぐわなくなったためと見られている。
「私たちはイメージを変えようとしているんです」
ブルース・R・マッコンキー著「モルモンの教義」(‘Mormon Doctrine’) は、lds教会の教義に関して百科全書的にいろいろな項目を網羅していて、書名も教会の教義であるという印象を与えたので、広く用いられ引用されて教会の公的な見解であるかのように受けとめられてきた。
しかし、1958年初版が出た当時から一部の人々の間で当惑が見られ、当時大管長であったデビッド・O・マッケイはふたりの使徒に適否を吟味するように求めている。問題はカトリック教会に対する酷評、復元教会(今日の「キリストの共同体」)に対する厳しい否定的記述、黒人差別の見解、進化論など科学に対する超保守的姿勢などであった。教会が1978年の啓示により全ての男性に神権を与えるようになった後も、神はカインを呪い「黒い皮膚をしるしとして与え、黒人種の祖先となった」という記述を残している。これは創世記の正しい理解ではない。「しるし」という語の語源は「切る、刻む」の意であって、黒い肌と結びつけたのは黒人を奴隷としたヨーロッパ人に遡る誤った伝統である。
source: ソルトレークトリビューン紙 Web版 2010/5/21
http://usu-shaft.com/2010/deseret-book-discontinues-mormon-doctrine/
「私たちはイメージを変えようとしているんです」
ブルース・R・マッコンキー著「モルモンの教義」(‘Mormon Doctrine’) は、lds教会の教義に関して百科全書的にいろいろな項目を網羅していて、書名も教会の教義であるという印象を与えたので、広く用いられ引用されて教会の公的な見解であるかのように受けとめられてきた。
しかし、1958年初版が出た当時から一部の人々の間で当惑が見られ、当時大管長であったデビッド・O・マッケイはふたりの使徒に適否を吟味するように求めている。問題はカトリック教会に対する酷評、復元教会(今日の「キリストの共同体」)に対する厳しい否定的記述、黒人差別の見解、進化論など科学に対する超保守的姿勢などであった。教会が1978年の啓示により全ての男性に神権を与えるようになった後も、神はカインを呪い「黒い皮膚をしるしとして与え、黒人種の祖先となった」という記述を残している。これは創世記の正しい理解ではない。「しるし」という語の語源は「切る、刻む」の意であって、黒い肌と結びつけたのは黒人を奴隷としたヨーロッパ人に遡る誤った伝統である。
source: ソルトレークトリビューン紙 Web版 2010/5/21
http://usu-shaft.com/2010/deseret-book-discontinues-mormon-doctrine/
大切にします。
でもなぜ今頃・・・。
この本に対してマッケイ大管長は確か非常に否定的だったと聞いています。
でも問題箇所は修正されたりして、出版され続けた。
代わりになる教義に関する包括的な本が無かったからか
あるいはマッコンキー長老と同じ考えの幹部が多くいたからか
確か現大管長のモンソン大管長は「モルモンの教義」に否定的だったマッケイ大管長が選んだ使徒でした。
約50年かけてやっと幹部の理解が刷新されたということでしょうか。
しかし、モルモンの良くも悪くも基本的図書を簡単に絶版にするのは反対です。
何の説明もなくね・・。
臭いものには蓋・・って言いますけど・・・教義自体がくさってるんじゃあね・。
臭いのではなく、一部というか少なからず誤っている箇所があると見なされているのです。
現在の信徒が受けとめている教義そのものは、現在および今後の世代にとって受け入れられるもので、くさってなんかいません。言葉が過ぎないようご注意を!
「基本的図書」、確かに日本では基本的図書の欠乏は大きな問題ですね。しかし、合本の「聖句ガイド」をあけてみましたが、287頁あって十分間に合うように思われました。問題を含んでいるような項目は見当たりません。(カトリック教会、間違ったカインの記述など)
「基本的図書」、英語圏でも事情は同じであると思いますが、日本ほど問題にならないのかもしれません。lds関連の本がたくさんあるからです。
化学的には、腐敗も発酵も同じ現象です。
ただ、人にとって有益なものが発酵で、好ましくないものが腐敗と呼ばれるそうです。
>表向きの理由は売れ行きが悪くなったとしているが、全般的に大変保守的で、問題となった箇所が含まれているため、新しい時代にそぐわなくなったためと見られている。
このような事は、モルモンにとって有益な事とは思えません。発酵じゃなく「腐敗」でしょ?
>あの本はマッコンキー個人の見解であり、絶版はデゼレト出版の判断であって、教会は説明の必要がないと思われます。
何をおしゃるNJさん!!
教会のテキストに、「モルモンの教義」からどれだけ多くの引用がなされて居るか御存知のはずです。
日曜学校や、インスティチュートで、この書物からの引用によって、それを根拠として、まさしくモルモンの教義の説明がされているのですよ。
その事をすっ飛ばして、教会に説明責任が無いなんてよく言えたものです。
>現在の信徒が受けとめている教義そのものは、現在および今後の世代にとって受け入れられるもので、くさってなんかいません。
教義に現在の教義と、過去の教義が有って、何の説明も無いまま、今まで教えていた教義を平気で、「今はの教義はこうです!」って言う、教会の姿勢を「腐ってる」って言って何がいけないのでしょうか?
現在の信徒自身、何が本当の(現在の)教会の教義なのか分かってないじゃないですか。
こんな感じの説明を頻繁に聴きました。今では?が浮かびますが・・・。
つまりこの書籍に関しては当時の大管長会から十二使徒定員会まで全てに責任があります。そして、廃版でなく絶版というのならば、それ以降の指導者たちもその責任から免れることはできないんじゃないでしょうか。
元気で良かった!! 申し訳ありません。
まったく関係のないコメントで・・。
お立ち寄りいただきありがとうございます。ときどき美らさんちに寄らせていただいています。Twitterでは毎日見出しを見せてもらっています。
TwitterをこなしきれていないNJです(だんだん静かになってきたsenior citizen)。
わたし個人的には、マッコンキー長老が
亡くなられる前に総大会での主の十字架上で贖いに関する力強い証しはわたしにとって宝です。(そのときはまだバプテスマは受けていませんが、宣教師から聖徒の道を貰いました)