BYUで「ジョセフ・スミス」をテーマにセミナー
米国立人文学基金(National Endowment for Humanities)は
BYUで「ジョセフ・スミスとモルモニズムの起源:二百周年
の視点」というテーマでセミナーを開催している。期間は
6 / 20 / ’05 – 7 / 30の6週間。
15人の学者が米国各地から基金の援助を受けて受講している。
大部分が非会員の学者で、末日聖徒イエス・キリスト教会の初
期の歴史を研究している。
セミナーはコロンビア大学のリチャード・L・ブッシュマンと
BYUジョセフ・フィールディング・スミス研究所(Institute)
のグラント・アンダーウッドが共同主宰している。
これは上記基金NEHが”We the People” (「わが国民」)に焦点
を当てた一連のセミナーの一環で「アメリカ史と文化の理解を深
める」企画である。
アンダーウッドは、BYUでこのセミナーが行われるのはモルモ
ニズムがアメリカの歴史(遺産)の重要な一こまと受け止められ
ていることの証左である、モルモンにかかわる事項が周辺から主
流の項目に移り、アメリカ文化全景の中で重要な一部として理解
され始めている、と述べている。
「セミナーは多様な分野に学び、多様な宗教的背景の学者が担当し、
学問的な研究、調査が行われる。自由で偏向のない研修である。」
「近年、教会内外の学者たちが、ジョセフ・スミスの歴史やモルモ
ニズムの起源について研究を進めている。その成果や実績を基礎
にしてこのセミナーが可能になった。」(アンダーウッド)。
Source: BYU News, NEH home page
米国立人文学基金(National Endowment for Humanities)は
BYUで「ジョセフ・スミスとモルモニズムの起源:二百周年
の視点」というテーマでセミナーを開催している。期間は
6 / 20 / ’05 – 7 / 30の6週間。
15人の学者が米国各地から基金の援助を受けて受講している。
大部分が非会員の学者で、末日聖徒イエス・キリスト教会の初
期の歴史を研究している。
セミナーはコロンビア大学のリチャード・L・ブッシュマンと
BYUジョセフ・フィールディング・スミス研究所(Institute)
のグラント・アンダーウッドが共同主宰している。
これは上記基金NEHが”We the People” (「わが国民」)に焦点
を当てた一連のセミナーの一環で「アメリカ史と文化の理解を深
める」企画である。
アンダーウッドは、BYUでこのセミナーが行われるのはモルモ
ニズムがアメリカの歴史(遺産)の重要な一こまと受け止められ
ていることの証左である、モルモンにかかわる事項が周辺から主
流の項目に移り、アメリカ文化全景の中で重要な一部として理解
され始めている、と述べている。
「セミナーは多様な分野に学び、多様な宗教的背景の学者が担当し、
学問的な研究、調査が行われる。自由で偏向のない研修である。」
「近年、教会内外の学者たちが、ジョセフ・スミスの歴史やモルモ
ニズムの起源について研究を進めている。その成果や実績を基礎
にしてこのセミナーが可能になった。」(アンダーウッド)。
Source: BYU News, NEH home page

彼らを破門しておきながら教会外部の研究者を支援するとはどういう了見でしょうねぇ。。。
(教会側の目論みは見え透いていますがあえて書かないことにします)
状況はいずこにおいても刻々と変化致します。時間と共に生じる変化を矛盾と呼べばそう言えると思います。(例、カトリック教会の姿もイメージも大きく変化してきたと私は好感をもって見ています。)
さて、このセミナーはNEHが主体で、会場校をBYUにし(hostさせ),プログラムを当該校の人材に任せたものです。教会の意思でできるものではありません。(相談、了解を得る手続きはあっても)。
私はむしろこのようなセミナーが開催されるのを許可することは、教会の懐の深さを示すものと受けとめることもできると考えます。トゥゲザーさんがあげていますブローディやクインの提示した事柄も扱われると考えられるからです。
教会の目論見・・については、BYUの学者と教会幹部の立場は異なること、マクマリンを破門しようとしたジョセフ・フィールディング・スミスと擁護したマッケイ大管長では見解が対立したことに言及したいと思います。必ずしも一枚岩ではありません。
ある事柄があるとき、見る人の立ち場、得ている情報量、種類によって意義(implication)は異なってくるわけです。
CEOのデユー女史が頑張っているのですね。(私はデゼレトブックからは滅多に本を買わないのですけれども)。
http://www.byu.edu から publication, byustudies へ