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関西の豪快会員、武勇伝を語る

2015-12-14 10:51:31 | モルモン教関連
50~60年前、神戸三宮で教会員になったベテランのEY兄弟と大阪のもう一人の長老格の会員TYさんと私JN3人で年末の放談会を開いた。昨年に続いて二度目である。政治や高齢化(自分たちの病歴披露)の話題、昔の教会生活の面白い逸話などに花が咲いた。神戸で活躍したEY兄弟の話は、常に型破りで痛快、私もTYさんも思わずのけぞって大笑いした。



彼の十八番(おはこ)となった話はこうである。昔、地方部大会は公民館を借りて開かれていた。あるとき、讃美歌の本が足りないというので、何人かでそれほど遠くない三宮支部に取りに行こうとしていた。すると後ろから自動車が迫って来て、警笛を鳴らすのでうるさいと思って振り返った。すると、ベンツから組のチンピラ風の男が二人降りて難癖をつけに歩いてきた。6人いた教会員の若者たちの中にはボクシングで鳴らしたK、それにケンカなら負けないEY君は、よしやるかとばかり人数にものを言わせて、相手をコテンパにやっつけて、その一人をそばを流れていた小川に投げ込んだ。もう一人はおろおろと眺めるだけであった。

あとで仕返しに来るのではないかと心配したEY氏は、人に相談すると、それはない、心配することはない、と言われた。暴力団の人間が素人にやられたとなるとメンツがつぶれ、当人たちの将来はなくなるも同然なので、報告しないし仕返しに来ることはない、と言われた。

当時、三宮支部には、根は優しく、福音に引かれつつも、空手をたしなむ若者が何人かいたり、強面(こわもて)ややんちゃが何人もいたりしたようである。私はそんな元気な仲間を隣の支部に見ながら育った大人しい(?)同世代である。


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