Ragged_Kingdom_Horse

シルク・キャロット・東京TC・ロードで長年一口馬主をしています。
いつかは理想の活躍馬に巡り会える事を夢見て。。。

キャロットの憂鬱★

2017年08月28日 | キャロット
キャロットのカタログが届いて出資検討をしていたのですが、
なんだか強烈な憂鬱感と阿呆らしいって空虚な気持ちに陥ってしまい
検討する気力が失せてしまいました。

どう考えてもバツなしでは欲しい馬が取れる確率がないんですよね

限りなくゼロに近いゼロ


しかも穴を狙っても、最近はそれさえ凄い勢いで食い尽くされます。

キャロット人口が多すぎるのと、最優先制度を逆手にとって名義を増やす
リッチな人が増えたことが原因です。

もう尋常でないクレイジーなクラブですよ。


しかもカタログ見渡しても、母馬優先馬のオンパレード

牝馬が不得意で、頭数自体も牝馬はあまり出資してこなかった私は
圧倒的に不利。

立ち回りの下手さもあるんでしょうけど、シルク・ロード・東京と
他のどのクラブよりキャロットの成績が悪いです。


もう検討する自体阿呆らしくなってきました。

ここで一頭は出資出来る馬をと思って、少し欠点や血統的に強調材料のない
一口8〜9万円の馬を狙うと、これが必ず失敗する。

どうした訳か、シルクもですがノーザンのこの価格帯の牡馬はあまり走らない。
(セール購入馬の同価格帯は除く)


狙うなら10万円以上となるのですが、超高額でないこの十数万円の価格帯
(なんとか回収も狙える全うな値段)の馬は大人気でまず出資出来ない。


この制度になって以来、最優先を失敗し3頭全滅した13年産世代、14年産
はバツがなく母馬優先でアトラーニ、一般でパルフェクォーツを出資できたものの
どちらも勝ちあがれず、2世代続いて全滅の危機に面しているキャロット

いくら馬選びが悪くても他のクラブでここまでダメだった事は一度もないです。

しかもそのダメダメ2世代でも、抽選落選した馬だけが重賞を勝っています


そして現2歳世代は、最優先のトゥザフロンティアだけは唯一出資できたものの、
一般は全滅。

トゥザフロンティアは新馬勝ちしてくれたものの、母馬19歳の一口25万円
という、私にとってはハイリスクで相当クレイジーな勝負をかけた馬。

まだその勝負が最終的に当たりかハズレかは分からないものの、
そこまでしないと本当に欲しい馬に出資できない悲劇。


兎に角ダービー馬も出る魅力的なキャロットですが、相性の悪い人には
とことん悪いクラブだと把握していてください。

母馬優先があってさえ、良い馬はとことん値段を釣り上げられますからね。

馬選びのセンス、将来も考えた立ち回り、兎に角いろんなセンスが要求されて
クラブに対して苦情の多いシルクより私にはうんと難しいクラブです。

特に私は元から雑草血統から、ちょっと値段以上に走ってくる馬を見つけるのが
得意だし、そういう馬が根本的に好き。

キャロットのようなブランド血統には違和感感じるタイプでした。

でもそれではダメって、自分の趣味趣向を変えてまで対応しようと
努力はしてきたつもりです。


負け犬のままではやめたくないと思ってしがみ付いてきましたが
そろそろ潮時(とうにですが)なんでしょうね。



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と書きつつ、何か打つ手はないかと考える往生際の悪い私でした (笑)