先週は5頭出走でした。
9ヶ月ぶりの出走の故障明けロードハリケーンは惜しい2着、
中山牝馬特別(GⅢ)に出走したキャトルフィーユも
2着同着と頑張ってくれました。
そうそう、同着って何故かロードっ仔ばかりで、リングくんが
1着同着、ロードメビウスが2着と11着同着、そして今回の
キャトルの重賞2着同着と珍しい結果でございました
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ファイナルブロー
3月15日中京1R 晴・重 未勝利 ダート1800m
2.00.5(1.56.7) 12着/15頭 E.ペドロサ(56㎏) 428㎏-8
互角のスタートを切るが、控えて中団やや後方から。向正面あたりから
じわっと進出し、3、4角で先団直後までポジションを押し上げるが、
直線に向くと早々に手応えが怪しくなり、最後は脚が上がってしまった。
「初めてのダートでしたが、砂を被っても大丈夫でしたし、ダートの
走り自体は問題なかったですよ。直線入り口までは手応えがありました
が、最後は一杯になってしまいました。坂が応えたのもあるでしょうし、
少し距離が長かったかもしれません。もう少し短い距離で終いの脚を
活かす競馬が合いそうな感じがしました」(E.ペドロサ騎手)
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ロードハリケーン
3月16日(日)阪神5R・4歳上500万下・ダート1800mに
岩田騎手で出走。8頭立て3番人気で7枠7番からスローペースの道中
を1、1、2、2番手と進み、直線では内を通って0秒1差の2着でした。
馬場は稍重。タイム1分54秒6、上がり37秒2。馬体重は4kg減少の
488kgでした。
・岩田騎手 「休み明けとは言え馬体が緩い印象は受けませんでした。
スッと前へ取り付けたように、ダートの走りは全く問題なし。スロー
ペースだったものの、キッチリ折り合えたでしょう。ただ、最後は交わ
せそうで捕まえ切れず・・・。相手も道中を楽に運んでいましたからね。
ここを使って次は更に動けるはず」
・岩崎調教助手 「久々の実戦なのも踏まえ、あまり砂を被らぬように
・・・とジョッキーに注文。その通りに上手く乗ってくれたと思います。
本数を重ねるに連れて少しずつ上向いていたとは言え、まだ良化を遂げ
ている段階。それを考えれば頑張ったでしょう。本日、先生は他場へ。
ひとまず今後に関しては厩舎へ戻ってから・・・ですね」
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ロードメビウス
3月16日(日)阪神6R・3歳500万下・ダート1400mに
ペドロサ騎手で出走。16頭立て7番人気で4枠8番からハイペースの
道中を9、8、9番手と進み、直線では外を通って1秒8差の10着。
・ペドロサ騎手 「VTRを確認すると、前走は幾らか忙しいイメージ。
1400mに延びるのはベターかな・・・と思っていました。もっと前々
の位置を考えていたものの、両サイドから来られて控える格好。その後
は聞いていた通りにラストまでギアが上がらぬ感じだっただけに、結果
的には強引にポジションを取りに行けば良かったのかも知れません」
・浅見調教助手 「確かに距離も長いのかも知れません。ただ、先団
で運べなかったのに加えて勝負処でもゴチャ付く場面。速い脚は使えぬ
だけに、スムーズに進められないと苦しいでしょう。この1戦だけでは
何とも評価が難しいところ。ひとまず厩舎へ戻ってから今後のプラン
を検討する方針です」
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サムソンズシエル
3月16日(日)中山6R3歳500万下(混)[芝2,000m・14頭]3着[6人気]
スタートを決めてスムーズに先行し、逃げ馬を行かせて道中は2番手
を追走、3コーナー過ぎで逃げ馬に並び掛け、直線に入って早々と先頭
に立つと、そのまま押し切りを図りましたが、ゴール前で後続に交わされ、
惜しくも3着に敗れています。
田中勝春騎手「惜しかったですね。ハナに行かなくて2番手からになりまし
たけど、しっかりした競馬ができました。4コーナーで左に膨れたり、最後
の直線でフラフラしたりする所はありましたが、最後は切れ味の差だと
思います。でも、特に癖がなく乗りやすくて良い馬ですね」
伊藤大士調教師「一瞬勝ったかと思っただけに本当に残念です。追い切り
の気配などはあまり良く感じなかったのですが、競馬場ではピリッとして
いましたね。今の中山は時計も掛かりますし、この馬に合うようなので、
このあと特に問題がなければ次開催の山吹賞を目指して行きたいと思います」
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キャトルフィーユ
3月16日(日)中山11R・中山牝馬S(GⅢ)・国際・牝馬限定・芝
1800mに後藤浩輝騎手52kgで出走。16頭立て4番人気で7枠
14番から平均ペースの道中を5、5、4、5番手と進み、直線では大外
を通って0秒2差の2着でした。馬場は良。タイム1分48秒7、
上がり35秒8。馬体重は6kg増加の466kgでした。
・後藤騎手 「自分の中では届いてゴール。ところが、検量室へ戻ると
3着の雰囲気でがっかり。それだけに同着で本当に嬉しかったです。事前
に持っていたイメージ通りの完璧な騎乗が叶い、馬自身もしっかりと応えて
くれました。まだ緩さを残しており、良化の余地を残す感触。今後は斤量が
増えた時に同様の競馬が可能かどうかがポイントでしょう。あと一歩の内容
ながら、今日のところは賞金を加算できて役目を果たせたかな・・・と思います」
≪2014年3月16日 中山11R 中山牝馬S(GⅢ)(国際)(牝) 芝1800m 良 16頭≫
1着フーラブライド 53酒井学 1.48.5 (10・10・10・7)35.1 456kg-10kg
2着ケイアイエレガント 53吉田豊 1.48.7 1.1/4(2・2・2・1)36.3 526kg-2kg
2着キャトルフィーユ 52後藤浩 1.48.7 同着 (5・5・4・5)35.8 466kg+6kg
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ファイナルブローは先週は除外だと思っていたら入ってしまった
って感じ。 少し調教量も足りないし、あの手足の短い体型を
見てもダート1800mは長いでしょう。
ダートなら1400mぐらいでいいんでないかな?
少し砂を被って嫌がっていたし、少し無理させても前々で
運ぶ方がいいかも。。。。。
ロードハリケーンは腱鞘炎の手術明けの約9ヶ月ぶりのレース
でしたし、調教でもずっと併走遅れだったので、復帰できたら
OKぐらいの気持ちでしたが、もともとの素質の高さで久々の
ダートを2着と頑張ってくれました。
道中ずっと前を抜かそうと力みがちで、騎手もがっつり抑え
こんでましたので、最後追われても伸びなかった結果を見たら
自分のペースで逃げさせてもよかったかなと思います。
最後はあまり追っては欲しくなかったんですけどね
メビウスは距離も長かったかもしれませんし、心配していた
2走ボケもあったのかもしれません。
あといい位置取れないともろいところもあるので、芝スタート
ですんなり行き足がつかなかったのも敗因かな。
サムソンズシエルは帰厩してから乗り込みが少ない&太め残り
だったので正直このメンバーでどうかなぁ?と思っていましたが
案外見所がある3着でした。
走っている感じを見ても芝もぜんぜんOKだと思いますよ。
ただ毎回休み明けは好走しても、次は案外なので次走は少し
割り引いて考えてもいいのではないかなと思います。
キャトルフィーユは今回は休み明けではありましたが、調教
はいいですし、馬体写真もよかったのでかなり期待はして
いましたが、枠はちょーっと外すぎましたかね。
自分のペースで大きな跳びでスムーズではありましたが、
距離損の分、最後はやはり愛知杯同様、勝ち馬には完敗って
形になってしまいました。
それでも同着2着で、賞金は減らされるものの自分の力は
発揮できたかなと思います。
切れはないものの、そうパワータイプでもないので、できれば
軽い芝の方が向くのではないかなと思ってます。
次はどこを目指すのかなぁ。 福島牝馬S? それとも・・・・