依羅 (よさみ)
依羅は、のちに依網と書くことでもわかるように、
網を寄せて鳥・魚をとることによりおこった職掌。
特に皇室御領の地で行った者に授けた。
著名な地では摂津国住吉郡大依羅(おおよさみ)、
今の大阪市住吉区我孫子(あびこ)一帯と
大阪府松原市天美町(あまみちょう)付近の地名。
(今は天美町はなく天美北・天美南などとなっている。
幼稚園の名に一軒見つけられた。)
おもな族には、彦座命(ひこにいますのみこと)の後の
日下部宿禰(くさかべのすくね)の裔と、饒速日命(にぎはやひのみこと)
の後の懐大連(ふつくるのおおむらじ)の裔とある。
なお丹後(たんご)の与謝郡は依羅の
阿毘古(あびこ)と関係があるかもしれない。
『姓氏・家系・家紋の調べ方』丹羽基二:著(2001年2月発行)より
小天狗 さんより情報を頂きました。ありがとうございました。
追記
千葉県我孫子市のホームページに、一つの説として「あびこ」
の由来が、大和朝廷と結びつくかも知れない
ことがあげられています。↓↓↓
http://www.city.abiko.chiba.jp/index.cfm/15,454,65,html
1. 千葉県我孫子市
2. 千葉県我孫子市我孫子
3. 千葉県我孫子市我孫子新田
4. 千葉県我孫子市東我孫子
関連ページ→ 大網(おおあみ)≪地名由来≫へ
(2010.7.5 追記)