久々にTVドラマを観ました。途中からでしたが、
ちょっと手話のことが気になって観てしまいました。
水曜スペシャル~風の歌が聴きたい~
音のない世界に生きる聴覚障害夫婦の16年。
これは16年もこの家族を追って作られたものだろうということ
にもびっくりしました。健常者にも起こり得る家族不破をどう
乗り越えるか、家族というものについて考えさせられた話でした。
私の周りにはろう者の方はいませんでした。が手話を習って
いる人は周りに少し居るので興味を持っていました。
聞こえない親の聞こえる子供の手話は「心を伝える声」。
ろう者の方が良かった、聞こえない世界は楽しいという子供。
これを聞いた時、物凄い親の愛に包まれていたのだろうという
ことが伝わってきました。途中、見えない壁に惑わされて
しまったけど、二つの世界と思っていたのが、はじめから
家族という一つの世界だったということに、早く気付けて
この家族は幸せだな、と思いました。
『今、27万6千人の聴覚者がいるそうです。
聞こえる人と聞こえない人の壁などないのです。
同情や哀れみとは少し違うと思います。』
『僕の誇りは(聞こえない)両親です。』 怜音
親にとってこれほどの言葉はないでしょうね。
この犯罪の多い世の中・・・
事件の多い世の中・・・
人の心が無くなっている世の中・・・・
健常者の中には、“心”が無くなってきているようにも思えます。
この、怜音ちゃんは、本当の“心”で育った幸せ者です。
その“心の命”を大切に、一生懸命生き抜いてください。
今は何でも手に入れられるようになってありがたみが
薄れてきているように思います。もっと感謝の気持ち
をもてたら、少しは変わるきがします。
そういう意味でこの物語では親がろう者でよかったと
言っているように思いました。
本当の家族というものを見直すことができて、
本当に幸せな家族といえるでしょうね。
興味深かったので、
子供さんが偉いなあ~、と思いながら、
最後まで見ました。
日本人のろう者の方の内、数万人が、
日本手話を使用するのだろうと考えて、
それは立派な言語だろうと、
感心(?)してしまいました。
とは言うものの、
手話は全く分かりません・・・。
この子は最初から声を持って生まれながら
ろう者と同じ生活を体験してきたのだから
言葉のありがたみをよく知ってますよね。
まさかこの言葉を取り上げていた時代が
あったとは考えられませんね。
私も手話は部分しかわかりません。