最近、カネボウ化粧品の特化成分含有の美白化粧品による
まだら美白被害が問題になり回収が行われています。
やめればすぐに症状もなくなるとのことですが、
2000人以上もの被害者数のようで、
中には戻らない酷い症状の方々もいらっしゃるとか・・
カネボウさんもそれなりの対応をされていることでしょう!
会社の信用度はこういう場合に試されますね。
次からの研究に対しては安心・安全にもっと重点をおかれることでしょう。
ネット買物していると、本当に化粧品や美容・健康・ダイエットなど
サプリ関連食品など種類が多いなあって感じます。
中でも、「無添加」ってことばが溢れすぎでは・・?
「天然成分・天然由来」だから本当に安心・・?
お店の方々も本当に理解して使っているんだろうか?
消費者の方もちゃんとわかっているのかしら?
って思いながら
買物したりレビューをみたり書いたりすることもしばしばです。
本来、『無添加化粧品』と言えば、「表示指定成分」を配合していないもの。
※「表示指定成分」というのは、1970年代に、 「アレルギーを
引き起こす可能性がある成分」として厚生省が指定した成分のこと。
これらの成分を配合する場合には、必ずその旨を容器に表示することが義務づけられ、
結果、「表示指定成分」を配合していない化粧品=『表示指定成分無添加化粧品』
が生まれ、ちゃんと「表示指定成分無添加化粧品」と表示しているメーカーと、
たんに『無添加化粧品』としか表示していないメーカーに分かれたのだそうです。
後者の方は、消費者にわかりやすいようにと思ったのかもしれませんね。
ところが、2001年に 「表示指定成分」の制度そのものがなくなりました。
代わりに、それまでの「表示指定成分」だけではなく、 化粧品に配合された
すべての成分を容器か外箱に表示することが化粧品メーカーに対して義務
付けられました。
なので、「無添加」という言葉は、ここで皆無にならないとおかしいですよね。
お肌によいものでも配合されていれば、添加した化粧品なんですから・・。
ところが、「無添加」ということばは今では安心と思われてしまっています。
現代の何でも言葉を略したものがそれなりに受け入れられている傾向をみると、
簡単だけど内容のわかりにくい言葉の方が残ってしまったってことなのでしょう。
化粧品の場合、
販売されているものの中に本当の無添加化粧品ってあるのでしょうか???
参考: 株式会社アースケア 井上龍弥様HPはこちら
↓↓↓
「肌に優しい化粧品の選び方」