
昨日の土曜日は予報通りの大雨でしかも、もあ~っと生暖かい湿気が
いっぱいでした。
金曜日、土曜日の二日間、鎌倉ギャラリーでこぎん刺し教室の先輩の友人が
手作りの品を展示なさるとのことでしたので、お昼ごろ出かけてきました。
着物や羽裏や帯などを工夫されてバッグになさったり、
シャツにアレンジしたり、小物に仕立てたりしてあれば、
皮製品を作っている方のバッグやポシェット、綺麗な布で作られた品とか、
きれいに展示されていました。
毎年2回こんな形で鎌倉で開かれていらっしゃるとか...。
そのなかのおひとりのお母さま91歳の方がミシンを踏んで作られている
<鍋つかみ>です。木綿の小花模様とふちどりのコントラストが
なんとも可愛く素敵なのです。ちょうど羽のところに指をいれて掴むように
なっていて、なんとも愛くるしいのとミシン目もはずれることもなく、
きちんときれいに縫われている作品に引き寄せられて連れて帰ってきました。
今もテーブルの上で遊んでいます。
<とにかくミシンがけが大好きな母なの>と微笑みながらの娘さん、
昔、母が踏んでいたシンガーミシンの音が甦ってきました。
この世にあればそう歳も違わないはずです。
今日の母の日に贈られる<カーネーション>一色のお花やさんの前を
通りすぎながら、引き換えして<スイートバジル>を2鉢求めてきて、
今朝鉢に植えかえました。
娘は風邪気味で行かれず申し訳ありませんとメールがあり、
息子は<母の日ですが、すぐに出張がありますので、新鮮なものを
おくりますよ、おそくなりますが、楽しみにしていて>との電話でした。
先日の旅の終わりに大阪に寄り、たのしい時間を過ごしてきましたので、
気分は<母の日>はあの日で充分でしたが、やはり当日に聞く声は
嬉しいものです、日の差し込むリビングで少々薄いコーヒーを
ブラックでひとり楽しんでいます。