AKKOMAMのMEMORANDUM

穏やかな時間の流れを楽しみながら...

 思いがけないこと・・・

2021-05-11 09:49:38 | Weblog
       このゴールデンウイークも各都市によっていろいろな宣言が出され、都内に住む娘と横浜市内に住む私では勿論外出などは

       あまり宜しくなく、ホームステイだの<県境はまたがないで>が毎日のようにテレビから流れてきていました。

       ワクチン接種の案内状も高齢者には届いたところもあれば、まだの私だったりです。

       出かける予定などたててはいなかったのですが、弟夫妻が父の故郷、私の疎開先でもあった大多喜に住まいを替えることを聞き、

       娘と一緒に車に消毒液などを用意して、<海ホタル>を渡って出かけました。

       家から二時間ぐらいで到着!まだ約束時間には早かったので、記憶を探りながら町の中を歩いたり、走ったりでした。

               

               

               nあど

       終戦後も父が復員してくるのを待っていましたので、東京に戻ったのは四年生の二学期からでした。

       小学校の正門の建つ場所はかわりませんからすぐわかりました、が、あの頃畑になっていた場所は広いスポーツ運動場に、

       場所は変わっていましたが二宮尊徳像は当時のままの姿でした。

       一番驚き感動したのは、小学校の建物の姿です、三角屋根の姿がなんとも素敵だったので、校庭にいらした先生?に質問しましたら、

       各学年の生徒用の教室とか・・・、時代の流れをひしひしと感じながらも素敵な変わり方に感動しきりでした。

       その三角屋根の間から大多喜城の姿がはっきりと眺められ、胸が熱くなる時間でした、だんだんとその当時の街並みや同級生の住まいなどを

       車窓から眺めながら、今も続いてる酒蔵、宿屋、呉服屋、味噌蔵などいっぺんにあのころの町の地図が頭のなかに描かれていきます。

       家族疎開をしていた私たちでしたが、辛い思い出はなく、すべて懐かしいのです、父が存命中には何回かうかがいましたが、

       それももうかなり昔になりました。  これからは年に一回ぐらいは訪れてみたいと思う懐かしい場所ができました。

       ハーブ園。バラ園などもあるようですので、また訪れてみたいと思っています。

       
コメント (2)
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