昨夕の日暮れの雲の様子を撮っていましたけど、早くなった明け方の空の模様はこの時季の咲く紫陽花の淡い色どりの花びらを
連想させてくれ、雨の朝いがいはカーテンを開けて眺める空と雲をこれほど期待することは今までなかったように思えます。
まだ梅雨入り宣言はないようですが、昨年以来の自粛生活のなかで知らず知らずのうちに自然の現象に目が向き、
夜半の月の光に気がついて夜更けのベランダでじっと夜空を眺めたり、カーテン越しの朝陽に目覚めてみたり、
あざやかな色彩を残しつつ暮れる西の空を暗くなるまで見守ったりするのが心が穏やかになる代えがたい時間に思えたり
するのです。
梅雨に入る前には残っている乾物類を集めては、煮物にしたり、五目ずしの具にしてはさっぱりといただいたり、と、
母たちは工夫してくれていましたのを思い出しながら、昨日は大豆を少し固めに茹でて小さめのジップロックに分けて
冷凍したり、昆布を柔らかく戻して、大豆と煮て常備菜にとか、椎茸は甘辛く煮て次回のちらし寿司にとか、
新生姜は薄切りにして甘酢に漬けました。もう一人暮らしも長くなりましたから買い置きは少なくなってはいますが、
それでもまだ車麩が残っています、この頃和風料理が多くなってきているとはいえ、車麩はどうしても最後までになりますね。
暑い陽ざしをさけて・・・と、お昼前に買い物に出ましたが、帰る頃は陽ざしいっぱいで日傘を持って出なかったのが悔やまれる
ほどでした。 お相撲は昨日で千秋楽でした、ちょっと手持ち無沙汰な時間ができそうです。
夕飯の献立には車麩一枚を戻してひとりすき焼きに使ってみましょうか・・・。