強烈な台風が吹き荒れたとき、夜中に聞いた木々の擦れる大きな音で目が覚めてカーテンを
あけてみたけど暗闇でどうなっているのか分からず、明るくなってきてから知ったのは
枝を大きく広げた真下の大木が根元から倒れていて、それでも斜面の木々が支えになっていて
なんとか持ちこたえている姿だった。
何度かチェーンソーの音が聞こえてくるたびに切り倒される音のように思えて覗いてみることは
できなかったが、それでも覗いてみるたびに<頑張っているわ>とほっとしたものだった。
その大木に今年は新芽が芽吹きはじめ、あの日から初めてカメラを向けることができた!!
折れた枝先も見えるけど、黄緑色の若葉が枝先だけでなく幹のあちこちからも見える!
もうすこしたつとあの頃のように朝早くから鳥たちが集まり、鳴きあう声が早い目覚ましがわりに
なるのだろうか、今年はそれを聞きたくてこちらの方が早くから待っているかもしれない。
今週のはじめの夕食のときに<ノンアルコールのビールを飲んでみようかな>なんてテレビの
広告を見ながら思ったけど、まだ決心がつかないでいる、些細なことだけど躊躇している。
娘との外食などではときどきは大丈夫なのに・・・ ひとりでは心もとないのかな?
だんだんそういうことが多くなってくるのかもしれない。