地元の氏神様 大鳥神社の夏の祭禮 『大原祇園祭』が今年も始まりました。
23日夜は宵宮の灯籠祭。この祭は京の八坂神社を始めとする素戔嗚尊、牛頭天王を祭神とする神社の祭禮で日本各地に見られる災厄除け,疫病退散を祈願する夏の祭りです。
午後8時、管理人の字からも灯籠行列が出発。
この灯籠の火に村中の災厄を集めながら大鳥神社を目指します。当日はこのような行列が大鳥神社を氏神とする9つの字からやって来ます。
神社の参道にはたくさんの露店が出てますね。地元住民や子供たちにとっては年に一度の楽しいお祭りですから
京都の八坂神社を模した朱色の楼門から灯籠行列がお宮入り。この後、拝殿と本殿前で灯籠をぶつけ合う神事が行われます。
燈籠祭り。
「インヨーイソーラ」の掛け声の元、頭に担いだ灯籠をぶつけ合う勇壮な神事。これで、灯籠に集めてきた様々な災厄が落ちると云われています。
翌日の本祭の神輿渡御に使われる金ピカの神輿。神楽殿では巫女舞も披露されてます。
時刻は午後10時半、全ての灯籠が宮入りすると燈籠祭のクライマックスとして、拝殿正面の広庭において大原中字の燈籠が左右5人ずつ並び、獅子舞による火取式が行われます。
一切の灯りを消した境内で、白装束の獅子が駆け回り、まるで灯籠に噛みつくようにして蝋燭の火を消していきます。云われはよく分かりませんが、とても幻想的な神事です。
翌日は大原祇園祭(滋賀県重要無形文化財)の本祭、勇壮な神事として知られる『花奪い神事』の他、『花笠踊り』、『神輿渡御』が開催されます。熱い1日になりそうです
よろしければ、ポチっとお願いします
にほんブログ村