2017年にいきもんから発売されたガチャ『ネイチャーテクニカラー MONO PLUS 深海生物2』から、「ウロコフネタマガイ」をご紹介。
ウロコフネタマガイは2001年にインド洋の深海で発見された巻貝です。
体表に硫化鉄でできた鱗を持っていて、骨格の構成成分に鉄を持つ珍しい生き物として注目されました。
2002年には日本のチームが有人潜水調査船しんかい6500を用いて個体を採取し、母船で飼育実験を試みたそうですが、長期飼育は叶わなかったそうです。
溶存酸素量が多い海水中では鱗や殻に錆が発生し、それがストレスになってると考えられ、溶存酸素の少ない深海のような環境に適した生き物であることが分りました。硫化鉄は共生菌の出す硫黄と海水中の鉄イオンが結合して生成されるようです。
それにしてもマニアックな貝フィギュアです(笑)
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