10月19日
御影堂門(重要文化財)
浄土真宗本願寺派本山 龍谷山 本願寺(西本願寺)にやってきました。
本願寺は文永7年(1272年)、浄土真宗 親鸞の廟堂として京都東山の地に創建されたのを始まりとします。
その後、場所は転々とし、今の場所には天正19年(1591年)に豊臣秀吉の寄進で大阪から移転しました。
目隠し塀の奥に見えるのは御影堂(国宝)
関ケ原の戦い以後、本願寺は准如を十二世宗主とする本願寺教団(現在の本願寺派)と教如を十二代宗主とする本願寺教団(現在の真宗大谷派)に分裂しました。
慶長8年(1603年)に真宗大谷派の東本願寺が開かれ、准如が継承した七条堀川のこの本願寺は西本願寺と通称されるようになりました。
蓮の花をモチーフにした噴水(?)は1955年に門徒から寄進されたものだそうです。
ちょうど境内で菊花展が始まってましたが、まだ花が咲いてない
御影堂(ごえいどう)
寛永13年(1636年)に建立された国宝の御影堂。
東西48m、南北62m、高さ29mの巨大な建物で、中央に宗祖 親鸞聖人の木像、両脇に本願寺歴代宗主の影像が安置されてます。
阿弥陀堂
宝暦10年(1760年)に再建された阿弥陀堂も国宝に指定されてます。
中央には阿弥陀如来木像、両脇にインド・中国・日本の七高僧のうち、龍樹菩薩・天親菩薩・曇鸞大師・道綽禅師・善導大師・源信和尚の六師の影像、法然聖人と聖徳太子の影像を安置しています。
浄土真宗本願寺派伝道本部
東本願寺は何度か行ったことかありましたが、何の予備知識も無く訪れたこの西本願寺がいわゆる本願寺の大元だったんですね。また、国宝がこんなにたくさんある寺院だとは思っていませんでした。
次回も西本願寺散策のつづきです。
過去記事<京都写ん歩 京都駅~本願寺伝道院>
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