2016年11月
三重県亀山市の亀山城址。
亀山城は伊勢国鈴鹿郡亀山に築城され、文永2年(1265年)に伊勢平氏の流れをくむ関実忠によって現在の位置に移されました。
永禄10年(1567年)の織田信長の伊勢侵攻以降は度々戦場となり、天正11年(1583年)には滋賀日野城主だった蒲生氏郷が入城し、城主となってます。
天正18年(1590年)には豊臣秀吉に従った岡本良勝が入城して、その後の亀山城の母体となる城が形成されたと云われてます。
江戸期には伊勢亀山藩の居城となり、幕府の宿所としての役割もあったそうです。
現存してるのは多聞櫓、石垣・堀の一部のみで、多聞櫓の中は資料館になってました。
2007年に発生した三重県中部地震(M5.4)で石垣が崩れる被害があったものの、平成の大修理で修復され、この多聞櫓も白壁へと改修されました。
2012年の平成大修理完了の10日前、多聞櫓に侵入した何者かによって放火された損焼部分が展示されてました。
ふざけた奴がいるもんです
独立柱の1/4が燃えてしまったので、根継の技法で修復せざるを得なかったそうです。
亀山城跡の横には13haの広大な亀山公園が広がっていて、綺麗な紅葉に彩られたモミジもありました
わんぱく広場には県内屈指のローラースライダー(延長73m、高低差12m)や複合遊具もあって子供にはたまらない公園でした。
息子もジップラインで楽しんでました
明治天皇行在所
明治13年、明治天皇が三重県御巡幸の際に行在所として使われた建物の一部が移築されてました。
城址横に鎮座する亀山神社は御祭神として源義家公、源義時公、石川義純公を祀っています。
よろしければ、応援クリックお願いします!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます