お気楽忍者のブログ 弐の巻

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琵琶湖博物館4 生き物コレクション

2022年02月26日 03時00分00秒 | 行楽・旅行記(過去編3)

琵琶湖博物館のC展示室の最終エリアは生き物コレクション。

滋賀県に生息する動物や植物の標本が展示されてて、水族展示室の次に管理人がお気に入りのコーナーです。

ドーム状の部屋の壁面をグルっと1周するように展示されてます。

琵琶湖水系にしかいない生き物のコーナー。

お魚については次回の水族展示室の記事で紹介しまーす。

こちらは滋賀県北部山中の池や清流に生息するタンカイザリガニの標本。

過去にアメリカから移入されたシグナルザリガニの子孫で、地元では地域種として大事に保護されてきました。

一方、北海道に移入したものはウチダザリガニと呼ばれ、現在は在来種に悪影響を及ぼすとして駆除の対象になってます。

最近、タンカイザリガニはウチダザリガニと遺伝学的には全く同じ種であることが分り、保護するのか駆除するのか何とも悩ましい立ち位置にあるザリガニです。

冷水環境に適応したザリガニで、管理人もタンカイザリガニの観察に行ったことがあります。

水草やキノコ(の模型)の展示ですね~。

大きなオニヤンマの成虫とヤゴの模型の前で

カラフルなオオセンチコガネの標本。

オオセンチコガネはセンチコガネ科の甲虫の一種で、地域によってご覧のような体色の変異があります。

いずれも金属光沢を放ち、まるで宝石のようですね

管理人はメタリックグリーンのオオセンチコガネしか見たことありませんでしたが、滋賀の湖東から鈴鹿山脈にかけては緑色の個体が多いということで納得しました。

滋賀に生息する鳥類たちの剥製。

管理人の近所には水鳥がほとんど居ないからこの展示は興味深かったですね。

こちらには爬虫類、両生類の標本(模型?)がありました。

哺乳類たちの剥製。

さすがにツキノワグマやニホンカモシカには出くわしたことありませんが、キツネ、タヌキ、イノシシ、イタチなんかは年に何度か遭遇します

特に厄介な外来生物の展示ですね。

輸入、販売、譲渡、生体の運搬などが法律で禁止されている外来種もあるので注意しましょう。

最近はカミツキガメやワニガメも琵琶湖水系で捕獲されたりしています。

つづく

過去記事<琵琶湖博物館3 湖のいまと私たち

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