#写ん歩クラブの企画『蔵旅』に参加しています。
まだまだコロナの影響で行楽もままならない今、過去の旅の様子で47都道府県を制覇しようという面白い企画です。
こおひいたいむさん【#蔵旅No.13】
2017年2月
香川県高松市の栗林公園。
16世紀末から100年以上の年月をかけて完成した大名庭園で、明治維新に至るまでの228年間は高松藩主松平家の下屋敷として使用されていました。
昭和28(1953)年には国の名勝地の中でも特に価値が高い『特別名勝』に指定されてます。
歴代藩主が大茶室と呼んで愛した掬月亭、この景観は素晴らしいものがありました
『一歩一景の美しさ』と云われるこの栗林公園。
歩を進めるごとに様々な景観を楽しめることからそう呼ばれます。
明治の終わり頃に発行された高等小学読本には、『日本三名園』とされる水戸の偕楽園、金沢の兼六園、岡山の後楽園よりも栗林公園の方が「木や石に風雅な趣がある」と記されていたそうですよ。
梅林ではもう梅が満開で見頃でした。
園内には、北梅林・南梅林を中心に約170本の梅が植えられています。
明治初期に建てられた石州流の茶室で茅葺草庵型建築物の日暮亭。
鯉もどことなく上品な感じ(笑)
当時、皇太子だった大正天皇が明治36年に行啓された時にお手植えされた松で、掬月亭に4日間滞在されたそうです。
飛来峰から眺めた紫雲山を借景とした南湖の景観は圧巻
手前に掛かる橋は堰月橋、奥には掬月亭が見えます。
こちらは芙蓉峰から眺めた北湖、赤い橋は梅林橋。
初夏の新緑の頃や秋の紅葉の時期だったら、更に素晴らしい景観が望めるんでしょうね。
おしまい
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