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< 郷土料理 > 埼玉 ゼリーフライ

2024-08-29 07:56:55 | 郷土料理

 「ゼリーフライ」

 主な伝承地域 行田市

 主な使用食材 おから、野菜

 歴史・由来・関連行事
 「フライ」「ゼリー」というものの、肉や魚を油で揚げた「フライ」やお菓子の「ゼリー」とはまったく違う食べ物。「ゼリーフライ」という名前の由来は、小判のような形から。「銭フライ」と呼ばれていたのが変化し、「ゼリーフライ」と呼ばれるようになったと言われている。見た目は衣の付いていないコロッケのようだが、たくさんのおからとジャガイモをベースに、ニンジンやネギなどが入っているのが特徴。ソースによる味付けとモチモチとした食感が相まって、地元民から愛されている。そのルーツは、中国の東北地方にある「野菜まんじゅう」という料理。日露戦争に従軍した、行田市内の「一福茶屋」の店主が考案したと言われている。明治後期には一般的に食されるようになり、現在まで行田市民のおやつとして愛されている。

 食習の機会や時季
 主に庶民のおやつとして食されてきた。

 飲食方法
 おからや、ゆでてつぶしたジャガイモを、炒めたニンジンやネギなどの野菜とよく混ぜ合わせる。小判の形に整え、そのまま油で揚げる。ウスターソース等にくぐらせて仕上げる。市内のお店にはゼリーフライを挟んで食べるゼリーフライバーガーやゼリーフライピタサンドがある。変わり種としてカレー味やチョコバナナ味もある。

 保存・継承の取組(伝承者の概要、保存会、SNSの活用、商品化等現代的な取組等について)
 行田市内外の埼玉県の学校給食で提供されるほか、県内の飲食店や精肉店でも提供、販売されている。ご当地グルメとして各種メディアで紹介されており、行田市のゆるキャラ「こぜにちゃん」は市内外のイベントに出演している。

*https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/33_8_saitama.html より


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