「光箱®(置型・掛型)」
伝統技術とLEDがつくりだす現代の“和照明”の温もり。
組子とは、釘を使わずに木を組み上げる木工技術のひとつで、寸法が0.1mm違うだけでも組みつけが合わなくなる繊細な世界。細木の加工の一つひとつが組子の完成美を左右する。かつては幾何学模様を組んだ書院障子や欄間などに見られたが、生活様式の変化にともない失われつつある。種村建具木工所ではそんな伝統の技術を現代に残し、未来につないでいきたいという想いから、これまでも組子をはじめ伝統や技術と現代の感覚とを融合させた商品を数多くリリースしてきた。この「光箱®」は「組子細工」と唐から京都に伝わった紙細工「京からかみ」、そして現代の技術「LED」を合わせた木製のインテリア照明。文様は縁起柄として知られる麻の葉と日本を代表する花、桜。伝統の技と柄を用いつつ、世代を超えて愛される、懐かしくもモダンなデザインに昇華されている。形は置型と掛型があり、いずれも電池式なので設置場所を選ばない。来客があれば玄関に、寝る前のひとときを素敵なものにするために寝室へと、光を持ち運ぶ感覚でさまざまシチュエーションの空間を演出。あたたかな光が和紙を透し、美しい文様が部屋を華やかに彩り、私たちの暮らしを照らしてくれる。
京からかみは麻の葉10色、桜4色の展開(2020年2月現在)。組子細工の間から零れた光と影が、壁や天井に美しい模様を映し出す。 小さなボディからは想像できない広がりで幻想的に空間を彩る
有限会社種村建具木工所 大阪府大阪市平野区喜連4丁目7番10号
*https://osaka-sei.m-osaka.com/product/661/ より
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