やわらかくて身が緻密 小かぶ 〜千葉 柏市〜 2023年5月1日
今回のテーマは小かぶ。産地として知られる千葉県柏市では、最盛期を迎えています。春の小かぶは実が緻密で、メロンのようになめらか。そのおいしさを味わい尽くします!
おいしい小かぶ作りに大切なのが、よく耕した柔らかい土。深くまで根を伸ばしストレスなく育った小かぶは辛みが抑えられるといいます。みずみずしい状態で出荷するため収穫は深夜の2時にスタート。新鮮な状態で食卓まで届けるための努力と工夫が小かぶのおいしさを支えていました。春の柔らかくて甘い小かぶは、サラダにして素材のおいしさをそのまま味わうのもよし。また天ぷらにすれば、甘さとほくほくした食感がたまりません!
「うまいッ!」の秘密
葉っぱも美味しく食べる小かぶ。そのため収穫した後、葉が萎れてしまわないように気温の低い深夜から収穫作業を行う。その葉に水分を吸われていないジューシーな小かぶとシャキシャキの葉が魅力。
小かぶの成長に不可欠な根。その根が地中深く伸びていたのが大発見!小かぶの先から30センチ以上も伸びることで栄養を吸収。その根をストレスなく成長させることで辛味の発生を抑えて、フルーツのように甘い小かぶにしている。
「小かぶを使った料理レシピ」について
「小かぶの天ぷら」※小かぶを皮から葉軸まで全部味わえる。ホクホクとジューシーが楽しめる料理
<材料>各適量
・小かぶ
・揚げ油
・天ぷら粉
・塩
<作り方>
1) 小かぶの葉軸を少し残して葉っぱを切り落とし、1/8サイズのくし切りにする。
2) 天ぷら粉をまぶしたあと、水で溶いた天ぷら粉に入れて衣をつけて揚げる。
3) 衣に軽く色がつく程度揚げ、塩をふる。
「小かぶのポタージュ」
<材料>4人分
・小かぶ:5個
・たまねぎ(大):1/4個
・バター:10g
・サラダ油:適量
・水:300ml
・牛乳:200ml
・キューブコンソメ:1/2個
・塩こしょう:適量
・パセリ:適量
<作り方>
1)小かぶは、葉軸を切り落として皮を厚めにむき、薄切りにする。
2) たまねぎは薄切りにする。
3) 鍋にバターとサラダ油を入れ、1)と2)を入れてにしんなりするまで炒める。
4) 3)の鍋に水、キューブコンソメを加え、具材が柔らかくなるまで煮込む。
5) 粗熱を取ってからミキサーにかけ、鍋に入れて牛乳を加えて煮込む。
6) 沸騰したら塩こしょうを加えて味を整え、器に盛ったらパセリを飾る。
「小かぶの菜めし」
<材料>作りやすい分量
・小かぶの葉:3個分
・ご飯:3合
・塩:小さじ2
・白ゴマ:適量
<作り方>
1) 小かぶの葉は、沸騰した湯に軸の固い方から先に入れ、その後全体を鍋に入れてゆでる。
2) ゆでた1)を氷水に入れて色を止め、冷めたら7〜8mm程度に刻む。
3) ふきんに取り出して軽く水気を絞る。
4) 炊きたてのご飯に塩をふりかけて混ぜ、4)と白ゴマを加えてさらに混ぜる。
*https://www.nhk.jp/p/umai/ts/P7R4N8K39M/episode/te/BXG7Z2JGLR/ より
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