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<パリ五輪2024> メダリスト 松下知之

2024-09-02 06:02:44 | パリ五輪2024

 「松下知之」

*https://www.sankei.com/paris2024/medalist/?qrkydog_paris2024_page=PROFILE-1963635-------------------- より

 松下 知之(まつした ともゆき、2005年8月1日 - )は、日本の男子競泳選手。栃木県宇都宮市出身。2024年パリオリンピック400m個人メドレー銀メダリスト。

 東洋大学所属。

*Wikipedia より

 憧れの萩野公介さんに追いつき、追い越すために 松下知之選手 公開:2024年3月16日(土)午後5:19 更新:2024年3月17日(日)午後0:29 長井ゆめの(NHK宇都宮)
 競泳で、かつて日本のエースとして活躍した萩野公介さんに憧れ、萩野さんと同じ栃木県から、同じ個人メドレーで、パリオリンピック出場を目指している選手がいます。

 宇都宮市の18歳、松下知之選手。

 高校生になってから急成長を遂げ、一気に日本代表候補に名乗り出ました。

 オリンピックの代表選考会には、男子200メートルと400メートルの個人メドレーなどにエントリーしています。

 成長著しい18歳

 松下選手は、個人メドレーのレース前半でも後半でも勝負に出られるバランス型のオールラウンダーで、豊富なスタミナが持ち味です。

 去年の全国高校総体で初めて高校日本一になったあと、9月の世界ジュニア選手権は大会新記録で優勝。

 泳ぐたびに自己ベストを更新し、2年あまりで400メートルのタイムを12秒近く縮め、国内トップ選手へと駆け上がってきました。

 ■400メートル個人メドレー 松下選手の記録

 2021年 全国高校総体 4.22.50 5位

 2023年 全国高校総体 4.13.82 優勝

 2023年 世界ジュニア選手権 4.10.97 優勝

 現在の自己ベストは、200メートルと400メートルで、ともに国内3番目。

 伸び盛りの今、代表選考会で派遣標準記録を突破して2位以内に入り、オリンピック初出場を決めたいと意気込んでいます。

 (松下知之選手)

 「実力がトップ選手に近づいてきていると感じたのが高校2年のときで、そこからパリオリンピックを目指してきました。今では、暇さえあればいつも『オリンピックに出たい』と考えているくらいなので、練習にも緊張感が出てきて、わくわくしています」

 急成長を支えるスピード練習

 松下選手の急成長を支えているのが、レースよりも短い距離を決められたタイムで泳ぐスピード練習です。

 日によって、1本ごとの距離や目標のタイム、インターバルの時間などを変えながら、多いときには1日100本以上、繰り返します。

 持ち味の豊富なスタミナに加えて、世界のトップ選手に負けないスピードを、この練習で培ってきました。

 (永松康一コーチ)

 「練習の最後に『この1本、スピードをあげよう』と言ったとき、100メートルで2秒とか、タイムを一気に上げられるようになってきました。年を追うごとに、どんどん自覚を持って、いい選手になってきたと思います」

 (松下知之選手)

 「練習内容はハードで、体もすごくしんどいですが、それをこなせるようになってきているので、体も強くなっていると感じます。いい感覚がつかめるとすごく自信になります」

 体幹トレーニングで姿勢を維持

 松下選手が、もうひとつ力を入れているのが、体幹トレーニングです。

 これまではレース後半で疲れてくると、キックをする脚が下がって水の抵抗を受け、スピードが落ちてしまうことが課題でした。

 トレーニングで腰回りの腹筋と背筋を重点的に鍛えることで、少しずつ、体を水平に保てるようになり、タイムのロスが少なくなってきたと言います。

 (松下知之選手)

 「体幹的な部分でぶれなくなったと感じています。泳ぎの中心であるおなかを鍛えると、ボディーポジションが高くなって水から受ける抵抗が少なくなるので、地道なおなかのトレーニングというのは大事ですね」

 憧れの存在から目標へ
 その松下選手が小さいころから憧れ、目標にしてきたのが、同じ栃木県出身の萩野公介さんです。

 200メートルと400メートル個人メドレーの日本記録を持ち、日本のエースとして出場したリオデジャネイロオリンピックでは、金、銀、銅の3つのメダルを獲得しました。

 松下選手は、今も萩野さんのレース映像を繰り返し見ながら、水中のキックの動作やストロークの回数などを研究し、みずからの泳ぎに取り入れています。

 (松下知之選手)

 「まんべんなく速いんですけど、特に背泳ぎと自由形は世界一だと思っているので、すごく参考にしています。地元が栃木県で同じというのもありますが、世界のトップに上り詰めて、日本の個人メドレーを引っ張っていた存在なので、すごくかっこいい。以前は憧れのような感じでしたが、最近は目標になり、さらに超えたいという気持ちが強くなってきました。自分が成長できているからこそだと思います」

 萩野さんが初めてロンドンオリンピックに出場して銅メダルを獲得したのは、高校3年生のときでした。

 松下選手はこの春、高校を卒業し、かつて萩野さんを指導した平井伯昌監督が率いる東洋大学に進学する予定で、すでに海外で合宿を行うなど、平井監督の指導を受け始めています。

 憧れていた存在に追いつき、いずれは追い越すために。

 松下選手は今、間近に迫ったオリンピックの代表選考会を心待ちにしています。

 (松下知之選手)

 「自分はすごく若手なので、パリオリンピックに出て、これからの競泳を引っ張っていくというスタートラインだと思っているので、しっかりそのスタートラインに立てるように頑張りたいです」

*https://www.nhk.jp/p/swimming/ts/N75371XQMZ/blog/bl/pz3jmkeKZW/bp/pk4PxxnWyk/ より

 

 水泳 松下知之が銀メダル 男子400m個人メドレー パリ五輪 2024年7月29日 8時40分 

 パリオリンピック、競泳の男子400メートル個人メドレーの決勝で、18歳の松下知之選手が後半にスピードのある泳ぎで銀メダルを獲得しました。

 瀬戸大也は7位 後半に順位落とす
 男子400メートル個人メドレーの決勝には、オリンピック初出場で大学1年で18歳の松下選手と、2016年のリオデジャネイロ大会で銅メダルを獲得した30歳の瀬戸大也選手が出場しました。

 レースは、この種目の世界記録保持者、フランスのレオン・マルシャン選手が序盤から飛び出し、瀬戸選手が食らいついて前半の200メートルを2位でターンする中、松下選手は後半での勝負を意識した泳ぎで、6位で折り返しました。

 そして、レース後半に松下選手は徐々に前の選手との差を縮め、得意とする最後の自由形では力強いストロークで、350メートルの地点で4位に浮上しました。

 松下選手はさらに上位の選手をとらえて、最後は自己ベストを1秒以上更新する4分8秒62のタイムでフィニッシュして、銀メダルを獲得しました。

 瀬戸選手は後半に順位を落として、4分11秒78のタイムで7位でした。

 この種目で日本選手がメダルを獲得するのは、2016年のリオデジャネイロ大会の萩野公介さんの金メダルと瀬戸選手の銅メダル以来、2大会ぶりです。

 金メダルはフランスのマルシャン選手で、自身の世界記録と0秒45差の4分2秒95のタイムでした。銅メダルはアメリカのカーソン・フォスター選手でした。

 松下知之「最後まで信じて頑張った」 
 銀メダルを獲得した松下知之選手は「本当にここに来るまで、いろんなつらいこともあったが、本当に頑張ってきてよかった。すごくうれしい」と率直な思いを笑顔で話しました。

 後半に追い上げたレース展開については「平井コーチとはずっと持ち味をぶらさず、ラストのクロールのタフなレースになると想定していたので、最後まで信じて頑張った」と振り返りました。

 また、世界記録保持者で、フランスのレオン・マルシャン選手に大きな声援が送られた会場の雰囲気については「もう自分はこの雰囲気をただ楽しむだけだと思っていたので、雰囲気に身を委ねて、僕は夢中になって泳いだ。最高の思い出になった」と話していました。

 瀬戸大也「自分の中では全力を尽くせたと思う」 
 決勝で7位となった瀬戸大也選手は「自分が言っていた自己ベスト更新にはほど遠かったが、前半からいく練習をしてきて、最後にばてたが、全力で泳げた。自分の中では全力を尽くせたと思う」と振り返りました。

 そして、残る200メートル個人メドレーに向けては「まだ泳ぐチャンスはうまく進められれば3回あるので、この舞台を楽しんで、しっかりといい泳ぎをしたい」と切り替えていました。

 18歳の新星 日本競泳界復活の光となるか
 初めてのオリンピックで銀メダル獲得を成し遂げた松下知之選手。

 この春、大学生となった18歳の新星は、競泳界の“ロールモデル”になり得る存在と期待されていて、パリでの活躍をステップに4年後の頂点を目指します。

 男子400メートル個人メドレーの決勝。序盤からレースを引っ張ったのはこの種目の世界記録保持者、地元・フランスの“怪物”レオン・マルシャン選手でした。
他の選手をぐんぐん引き離し、4分2秒95のオリンピック新記録で金メダルを獲得しました。

 銀メダル争いになるなか、松下選手は最後の自由形で猛然と追い込み、ラスト50メートルで一気に順位を上げて銀メダルを獲得。

 松下選手は「後半勝負の自分の持ち味を生かしていくと思っていた。自分のスピードをぶつけられた」と話し、“自分の土俵”での会心のレース運びだったと笑顔で振り返りました。

 松下選手はパリ大会の代表内定後のことし4月、リオデジャネイロ大会の金メダリストで、同じ栃木県出身の憧れの存在、萩野公介さんを追うように東洋大に進学し、萩野さんや北島康介さんを育てた平井伯昌コーチの指導を受けることになりました。

 5月からは長期のヨーロッパ遠征に出て、標高2300メートルのスペイン・シエラネバダなどで厳しいメニューをこなし、持久力アップに取り組んできました。

 その強化が生かされた今回の銀メダル獲得に、松下選手は「本当に苦しいことばかりで、なんでこんな苦しい思いをしているんだろうと思うときもあった。それでも笑って終われて、選んだ道は間違いではなかったし、いろんな人に支えてもらった銀メダルだと思う」と語りました。

 そして、平井コーチも松下選手には今後の競泳界を引っ張っていく存在として大きな期待を寄せています。

 平井コーチは「彼は水泳の話をすると毎回、目が輝く。速くなりたい、強くなりたい、そういう気持ちが表れている。日本の水泳界には北島さんのような“ロールモデル”が必要だと思う。彼がそうなれるように頑張ってほしい」とレジェンドを引き合いに評価しました。

 松下選手が次に目指すのは4年後、ロサンゼルス大会での金メダル獲得です。

 ただ、そこでも立ちはだかるであろうライバルがマルシャン選手です。

 松下選手は「マルシャン選手という高い壁はあるが、自分はチャレンジャーとして挑んでいきたい。4年後はまた違った気持ちで迎えられると思うので、4年間かけて頑張りたい」と早くも今後を見据えました。

 飽くなき向上心を持つスケールの大きな若手選手の登場が、低迷期とも言われてきた日本競泳界復活の光となりそうです。

 ==予選の結果==
 パリオリンピックの大会3日目、競泳の男子400メートル個人メドレーでは、瀬戸選手が予選2組に出場し、最初のバタフライでは、この種目の世界記録保持者でフランスのレオン・マルシャン選手を抑えて一時はトップに立ち、その後も上位をキープして、4分10秒92のタイムでフィニッシュしました。

 瀬戸選手はこの組の3位になり、全体でも3位で、決勝進出を決めました。

 また、オリンピック初出場の松下選手は予選1組に出場し、4分11秒18のタイムで全体の5位で決勝に進みました。

 男子400メートル個人メドレーの決勝は、日本時間の29日午前3時30分に行われる予定です。

 瀬戸大也「ほっとしている」
 決勝に進んだ瀬戸大也選手は「バタフライは調子がいいので、背泳ぎもうまく泳いで、平泳ぎから伸びた。最後の自由形では結構抜けていたので、周りを見ながら泳いだ。3番だったけど、決勝に駒を進められてほっとしている」とレースを振り返りました。

 そのうえで、決勝進出を逃した東京オリンピックを踏まえて「東京大会の悔しさをぶつけてしっかりと決勝に駒を進められたし、真ん中のほうのレーンで泳げるのでよかった。この舞台に立てていることに感謝して、一生懸命泳ぎたい」と意気込んでいました。

 松下知之「落ち着いて泳ぐことができた」
 決勝に進んだ松下知之選手は「予選はすごく緊張したが、まずは練習の成果を出そうと、落ち着いて泳ぐことができた。少し余力を残して泳ぎ切ることができた」と振り返りました。

 決勝に向けては、この種目の世界記録保持者で今大会に出場しているフランスのレオン・マルシャン選手に触れて「マルシャン選手が主役となるような大会だと思うが、どこまで食らいつけるかというところで頑張っていきたい」と意気込んでいました。

*https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240728/k10014527561000.html より


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