「開拓者はスゴイ!ハーブの世界〜茨城・取手市〜」 2022年4月25日
色鮮やかで香り豊かなハーブ▽當間ローズさんが茨城県取手市の日本ハーブ界の開拓者を直撃!▽実は和食と相性ピッタリ!「肉じゃが」「炊き込みごはん」ハーブ活用術を伝授
料理の彩りや香りづけに欠かせないハーブ!日本のハーブ生産の開拓者が茨城県取手市に!歌手でモデルの當間ローズさんが取材すると、高品質のハーブを育てるための「開拓者はスゴイ!」を次々発見!さらに、葉のかたさと香りで使い分けする「ハーブ活用術」を伝授!実は和食と相性ピッタリ!「ハーブ肉じゃが」。お箸が止まらなくなる「ハーブとあさりの炊き込みごはん」など、家庭で役立つ情報もハーブりよくお伝えします!
「うまいッ!」の秘密
えぐみが少なく香り豊かなハーブを育てる「開拓者はスゴイ!」が土づくり。
霜多さんは、牛ふんや鶏ふんなど動物性の肥料は使わず、おからや、野菜くず、食事で出た残飯など、植物性の食物を原料にして堆肥を作っています。土壌の養分が過剰になるのを防ぐことで、えぐみの少ないハーブを育てているのです。
さらに、たい肥づくりにかける時間は、一般の堆肥が3か月ほどなのに対し、霜多さんは、その2倍の6か月。しかも、その間に機械で5回もかくはんし、発酵を十分に進めた完熟堆肥にします。長い時間をかけて完熟させることで、悪い菌は死滅させ、よい微生物が栄養素を細かく分解し、根からの栄養の吸収率が高まるのです。
霜多さんのハーブ作りで、もう一つの「開拓者はスゴイ!」がハーブの分析。
敷地内に研究所を作り、科学的根拠に基づいた栽培法を実践しています。「分光光度計」で、ハーブが持つ抗酸化力を測ったり、「糖度計」で、ハーブが成長するエネルギー量を見るなど、ハーブの生育状況を見極めて、土壌成分や温度調整などの対策をして、えぐみがなく香り高いハーブを育てているのです。
「ハーブ肉じゃが」&「ハーブとあさりの炊き込みごはん 」&「ハーブふりかけ」について
【ハーブ肉じゃが】※ローズマリーとチャービルで、いつもの肉じゃがが大変身!
<材料(3~4人分)>
・牛肉(または豚肉):150g
・じゃがいも:3~4個
・にんじん:1本
・たまねぎ:1個
・ローズマリー: 枝で4~5本
・チャービル: 20~30g
・サラダ油:適量
・酒: 50ml
・めんつゆ(2倍濃縮):100ml
<作り方>
1)牛肉、じゃがいも、にんじん、たまねぎを適当な大きさに切り、鍋に入れて軽く炒める。
2)1)に酒、めんつゆを入れ、15分ほど弱火で煮込む。
※味付けは薄めのほうがハーブの風味が際立つ。
3)ローズマリーの葉を細かく刻み、サラダ油を入れ、十分熱くした鍋で10秒ほど火を通す。※熱を通しぎると香りが抜けるので10秒ほど。
4)3)の鍋に、2)の肉じゃがを入れて軽く混ぜる。
5)皿に盛り付け、2cm~3cmにちぎった生のチャービルを乗せれば、できあがり!
【ハーブとあさりの炊き込みごはん】※イタリアンパセリとディルで、あさりのうまみアップ!
<材料(3~4人分)>
・米:2合
・あさり:150~200g
・イタリアンパセリ:10g
・ディル:10g
・白だし:50ml
・酒:大さじ1
・みりん :小さじ1
・塩:小さじ1/2
<作り方>
1)炊飯器にといだ米、あさり、すべての調味料、水を入れる。
2)5mmほどに切ったイタリアンパセリとディルを入れて、炊けば、できあがり!
※お好みでハーブふりかけをかけてもうまいッ!
【ハーブふりかけ】※いろんな料理を味変!アイデア万能調味料
<材料>
・ルッコラ:100g
・オレガノ: 5g
・レモングラス:5g
・ちりめんじゃこ:10g
・かつおぶし: 2g
・ごま: 適量
・しょうゆ:小さじ2
<作り方>
1)すべてのハーブを5mmほどに切る。
2)切ったハーブをフライパンで3分ほど炒める。
3)ちりめんじゃこ、かつおぶし、ごまを入れ、軽く火を通し、しょうゆで味を調えれば、できあがり!
*https://www.nhk.jp/p/umai/ts/P7R4N8K39M/episode/te/MYQVWN4MJ8/ より
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます