「武蔵野酒造」
武蔵野酒造株式会社(むさしのしゅぞう)は、新潟県上越市にある1916年(大正5年)創業の酒蔵。銘柄は「スキー正宗(すきーまさむね)」。1927年(昭和2年)に従来の銘柄「越山政宗」を、当時の高田市の依頼で改めた。戦時中一時敵性語として使えなくなり「寿亀政宗(すきまさむね)」(この銘柄自体は、数年前に吟醸酒のラインナップとして復活)に改名するも、戦後再びスキー正宗に戻した。妙高山塊から流れ出る伏流水を仕込みに使っている。
また高田生まれの坂口謹一郎博士とも縁があり、戦時中坂口が疎開していた頸城の住まい楽縫庵らくほうあんを、戦後武蔵野酒造の杜氏が管理していたため、坂口はよく酒造を訪れていたという。
2020年(令和2年)公開の映画『瞽女GOZE』とタイアップした限定酒特別純米「瞽女」を8月26日に発売した。モデルとなった小林ハルの瞽女名がチヨノなのも縁がある。
武蔵野酒造株式会社 新潟県上越市西城町4-7-46
*Wikipedia より
代表銘柄
寿亀正宗
大正時代までの越山正宗から昭和に入るとスキー正宗と名称を変更。第二次世界大戦に入り戦火強まるとカタカナが敵性語として扱われ、読みは同じくすきーまさむねとするも、表記はスキー正宗から寿亀正宗に変更しました。 僅か3年弱くらいの期間と思いますが寿亀正宗は存在していました。 令和元年、寿亀正宗を復活させ大吟醸、純米大吟醸の高級酒ライン発売。
スキー正宗
スキー正宗は昭和2年にそれまで使用していた越山正宗からスキー正宗へと変更しました。 昭和18年前後から第二次世界大戦の戦火が厳しくなりカタカナが敵性語として扱われ会社名や商品に使いづらい世の中へとなりました。当社もすきーまさむねと言う読みは代えなかったものの表記はスキー正宗から寿亀正宗へと変更。戦後にまたカタカナ名へと戻し現在に至っています。
上越エリアのお酒は新潟県内の淡麗辛口のお酒と違い若干甘めのお酒が多いのが特徴。当社のお酒の伝統の味もやや甘口。スキー正宗シリーズは日本酒度の目標を0~+2と定め、数値上はやや辛口となるものの味わいはやや甘くと感じられるお酒です。
スキー正宗の伝統の味わいは純米原酒で地元産の青梅を漬け込んだ『梅ほの香』にも受け継がれています。甘すぎない梅酒を目指して折角の地元の梅の味を存分に味わって頂きたく、極力氷砂糖の使用量を減らして飲み飽きしない梅酒に仕上げました。
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