「針江の生水」
丹波高地と比良山地を水源とする安曇川水系の伏流水である当地域の湧水は、針江の生水/針江生水(はりえのしょうず)と呼ばれる。200年もの歳月を経て24m前後の地下から湧き出すものであり、1日の湧水量は約3,500トン(タンクローリー約250台分相当)。年間を通して13℃前後の水温が保たれ、夏は冷たく、冬は暖かく感じられる。ミネラルの少ない軟水で、辛口端麗の日本酒を仕込むのに向いているという。2000年以上の昔から地域に特徴的な水辺環境の下支えとなっている名水であり、2008年(平成20年)には環境省選定の「平成の名水百選」に選ばれている。
現代では、針江の生水を擁する地域一体は、針江生水の郷(はりえしょうずのさと)と呼ばれている。
*Wikipedia より
水質・水量
1日の湧水量:3,500トン
水質保全活動
実行委員会の目的は、来訪者を案内することも目的ですが、来訪者の目をとおして、生水とカバタのシステムのすばらしさを地域の方に再確認していただき、未来に引継いでいくことを目的としています。
周辺の自然環境-針江地区を流れる安曇川の伏流水が湧出しているものであり、川端(カバタ)とよばれる仕組みを用いて暮らしに利用され、この地域独特の川と生活が密着した美しい風景を作り出している。
利用状況-川端(かばた)と呼ばれる方法で水利用を行っている。まず、各家庭の元池(もといけ)から湧き出した生水が壺池(つぼいけ)に入り、その水は料理、野菜洗い、洗顔に使われた後、端池(はたいけ)に流れこみ、そこではたくさんの鯉を飼い、鯉が料理の残飯などを食べて水が浄化された後は家の前の小川に入り、やがて琵琶湖に流れて行くという仕組みである。
*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/newmeisui/data/index.asp?info=60 より
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