「膃肭臍 おっとせい」
オットセイ(膃肭臍、海狗、英:Fur seal)は、鰭脚類アシカ科のうちキタオットセイ属(キタオットセイ)とミナミオットセイ属(ミナミオットセイ)の総称である。
名前の由来
オットセイはアイヌ語で「オンネカムイ(onne-kamuy、「老大な神」を意味する)」、「オンネプ(onnep、老大なもの)」、「ウネウ(unew)」と呼ばれていた[9]。それが中国語で「膃肭」と音訳され、そのペニスは「膃肭臍」と呼ばれ精力剤とされていた。現代の中国語では「海狗」と呼ばれる。
日本では文明本節用集に「膃肭臍(ヲットッセイ)」の表記が見られるほか、江戸時代ごろになると生薬名が種を指す言葉になっており、和漢三才図会でも「をっとつせい」で解説されている。あまりにも一般的になったため、1957年に北太平洋のオットセイの保存に関する暫定条約が締結された際、出席した日本代表団がオットセイを英語であると誤解。英語でオットセイと説明しても理解されず、何回か発音を変えて言い直しを行うニュース映像が残されている。なお日本の法令に臘虎膃肭獣猟獲取締法がある。東北地方の海岸まで流されることもあり、三陸地方で「沖の犬」と呼ばれる生物の正体とされる。
英語ではfur seal(毛皮アザラシ)と呼ばれ、アザラシよりも質の良い毛皮が取れるため、この名前がついたといわれている。
*Wikipedia より
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