「遠州焼き」
遠州焼き(えんしゅうやき)は、静岡県浜松市を中心とする地域で食されているお好み焼きの一種である。
概要
「遠州焼き」という名称は、浜松で長年営業していたお好み焼き店“潮”(うしお)が東京へ出店した際に、広島焼きや大阪焼きとまったく違う 遠州浜松のお好み焼きという事で名付けた。地元では単に「お好み焼き」と呼ばれている。
小麦粉、鶏卵を使ったお好み焼きの生地に沢庵漬け、紅ショウガ、ネギを混ぜ入れて、鉄板上で薄く焼き上げたもので、関西地方で主流の混ぜ焼き具であるキャベツ、豚肉、イカなどを入れることもある。切り口からは沢庵漬けの黄色、紅ショウガの赤、ネギの緑が見え、カラフルなのも特徴。
鉄板で両面を焼き上げた後、二つ折り、または、三つ折りにし、醤油を塗り、上からサバやアジのかき粉をまぶす。現在は醤油に代えてウスターソースを使うことも多い。
浜松市では、三方原大根の生産が盛んであり、これを原料として沢庵漬けを製造する業者も多数あり、また家庭で沢庵を漬ける場合もある。キャベツが現在ほど一般的でなかった時代に、より身近にあり、歯ごたえや腹持ちもよい沢庵漬けを代用としてお好み焼きに入れて生まれたものと考えられる。 具が簡易で、安価なものを用いるため、安めの価格設定となっていることが一般的である。また、駄菓子屋の一角を使って出す店も少なくない。一部の店では、同じく鉄板で焼ける浜松餃子を併売している。
*Wikipedia より
浜松市のご当地グルメ 遠州焼き
遠州焼きとは
小麦粉、鶏卵を使ったお好み焼きの生地に特産のたくあんのみじん切り、紅ショウガ、ネギを混ぜ入れて薄く焼き上げ、しょう油やウスターソースで味付けしたもの。たくあんの黄色、紅ショウガの赤、ネギの緑が見え、カラフルなのも特徴。鉄板で両面を焼き上げた後、2回、3回と折り重ね、一口大に切って提供されます。静岡おでん、富士宮やきそばと同様の駄菓子屋メニューとして親しまれてきた、浜松庶民に今も根付くソウルフードです。
遠州焼きの歴史
遠州焼きのルーツは、戦争が終わって食べ物が不足していた昭和の初めの一銭焼きと言われています。当時、三方原特産の大根を漬けた「たくあん」が手軽に入手できたことから生まれました。地域外の人から通常のお好み焼きと区別するため「遠州焼き」と呼ばれるようになり、地元では、遠州焼きとは呼ばず、お好み焼きとして提供されている店もあります。広く長く愛される駄菓子屋メニューとして現在でも浜松市周辺で食べることができます。
*https://www.tnc.ne.jp/special/gotouchi/enshuyaki/ より
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