「養老の滝・菊水泉」
養老の滝(ようろうのたき)は、岐阜県養老郡養老町にある木曽川水系に属する落差32m、幅4mの滝である。岐阜県により設置された養老公園内にあり、揖斐関ヶ原養老国定公園に属する。
概要
日本の滝百選及び養老の滝・菊水泉として名水百選に選定されている滝である。また、菊水泉にも伝わる古今著聞集に記載されている、滝の水が酒になったという親孝行の伝説「養老孝子伝説」など故事がある。
この地を行幸した元正天皇は「醴泉は、美泉なり。もって老を養うべし。蓋し水の精なればなり。天下に大赦して、霊亀三年を改め養老元年と成すべし」との詔を出し「養老」に改元した。
養老の名水を使って製造される養老サイダーは、会社と工場が養老公園内にあったが、施設の老朽化や作業員の高齢化、後継者不在などの理由により、2000年(平成12年)12月に製造を中止していた。その後、有志の発案から、現在では製造会社が異なるものの「養老サイダー」として復刻されている。
*Wikipedia より
孝子伝説によると、ある時貧しい木こりが岩間から湧く、酒香のする水を老父に飲ませたところ、まさしく酒であり、老父はすっかり若返った。この話が都に伝わり、天皇自身が「老いを養う若返りの水」と称え、元号を「養老」と改め、祝ったとのことである。
水質・水量
水質・水量は選定当時とほぼ変わらず良好な状態を保っており、水質はカルシウム・マグネシウム・カリウムなどのミネラル成分を豊富に含んでいる。
由来・歴史
「菊水泉」は養老神社境内にあり、8世紀の初めこの地方に住む孝子源丞内が山で水を汲んで持ち帰り老父にすすめたところ、酒になったという話が都に伝えられ、奈良の都の元正天皇は「老いを養う若返りの水」と西暦717年、元号を「養老」と改め、孝子節婦を表彰し、この地方の人々の税を免除した、という話がある。
水質保全活動
地元住民および観光協会による名水周辺の定期的な清掃活動、町による水質調査等を行い水質の保全活動に努めている。
おすすめの時期-通年
周辺の自然環境-養老の滝・菊水泉は養老山麓の大自然を取り入れた県営養老公園の中にあり、この養老公園は春の桜や新緑、また、秋の紅葉と年間を通して花木を楽しめる公園である。
利用状況-菊水泉から湧き出た水を目的とした観光客も多く訪れる。また、養老公園内には、菊水泉の水を利用したお店もある。
イベント情報-養老町観光協会が中心となり、毎年、春・夏・秋の観光シーズン中それぞれ2ヶ月間各種のイベントを展開しており、年間約100万人の観光客が訪れる。また毎年春分の日には、菊水泉において「若水取り」を行い、公園内にある養老寺の「滝守り不動」に献水し、シーズンの安全を祈願する。
*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/meisui/data/index.asp?info=47 より
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