ワイングラスでおいしい日本酒アワード プレミアムスパークリングSAKE部門
<最高金賞> 2/2 「Garyubai Sparkling Sake」
アルコール度数:13度
精米歩合:60%
醸造方式:二次発酵
一般社団法人「awa酒協会」の厳格な基準のもと製造された、ハレの日にぴったりの透明なスパークリング日本酒。
2020年5月にawa酒協会から認定を受け、静岡県初のawa酒ができました!
シャンパン製法で完全な滓のない商品を実現しており、味わいもシャープできめ細やかな泡とフルーティな香りを堪能できます。
【「awa酒」とは?】
awa酒とは、一般社団法人awa酒協会の基準を遵守して製造された特別なスパークリング日本酒です。
純米であること、瓶内二次発酵の天然のガスを保有していること、滓引きをされた透明で美しい酒であること、その他厳しい基準をクリアしたスパークリング日本酒だけが「awa酒」という呼称を使用することが認められています。
三和酒造株式会社 静岡県静岡市清水区西久保501-10
三和酒造のラインナップ
「臥龍梅」純米大吟醸 三味和醸・純米大吟醸 山田錦45 袋吊り・純米吟醸 三味和醸 など
「臥龍梅がりゅうばい」命名の謂れ
「臥龍」という言葉は古く、その出典は中国四大奇書のひとつに数えられる長編歴史小説、「三国志演義」であります。この小説は、魏、蜀、呉、三国対立時代の中国を背景に英雄豪傑の活躍と運命を描いたもので、その書中、「劉備玄徳 りゅうびげんとく」が在野の賢人「諸葛孔明 しょかつこうめい」を三顧の礼をもって自軍に迎え入れる下りに「臥龍・鳳雛 がりょう・ほうすう」という言葉が出てまいります。
「臥龍」は寝ている龍、まだ雲雨を得ないため天にのぼれず、地にひそみ隠れている龍のことで、転じて、まだ志をのばす機会を得ないで民間にひそみ隠れている英雄、「諸葛孔明」の例えであります。ちなみに「鳳雛」とは鳳凰のひなで、将来、大人物になる素質を備えた少年の例えであります。
さて、処はわが国に移り、時代は下って戦国時代末期のことです。後に徳川幕府を開設した徳川家康は、幼少の一時期、今川家の人質として当社の近隣の「清見寺 せいけんじ」という禅寺に暮らしていました。そしてその無聊の徒然に、寺の庭の一隅に一枝の梅を接木したと伝えられています。「諸葛孔明」の故事どおり、「清見寺」にあった頃の家康は地にひそみ隠れておりましたが、その後、龍が天にのぼるがごとく天下人となりました。家康の植えた梅は三百年の月日を経て大木に成長し、今も、毎年春三月には凛とした風情で花を咲かせております。さながら龍が臥したような見事な枝振りもあいまってか、この梅は何時の頃からか「臥龍梅」と呼ばれるようになりました。
当社では、「臥龍」の故事に習い、やがては天下の美酒と謳われることを願って新しく発売するお酒を「臥龍梅」と命名いたしました。なにとぞ末永くご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
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