アルペンスキーがスピードを競うのに対し、フリースタイルスキーは基本的にターン、エアなどの技術を競う。スキー用具の進化とともに、競技として発展した。五輪では1992年アルベールビル大会から正式種目となり、日本は98年の第18回長野大会女子モーグルで里谷多英が金メダルを獲得した。
今回はモーグル、エアリアル、ハーフパイプ、スキークロス、スロープスタイルに加え、ビッグエアと男女混合のエアリアル団体が採用された。
主な見どころ
男子モーグルでは、2017年世界選手権優勝の堀島行真に注目。18年平昌五輪金メダルの絶対王者、ミカエル・キングズベリー(カナダ)らを破り、日本男子初の金メダルを獲得できるか。平昌銅メダリストで競輪との「二刀流」に挑戦している原大智は2大会連続の表彰台が懸かる。
平昌五輪でわずか1人の出場にとどまった日本女子は、昨季ワールドカップ(W杯)種目別2位で17歳の川村あんりを筆頭に、選手層が厚くなった。メダル争いは混戦だが、平昌金のペリーヌ・ラフォン(フランス)が頭一つ抜けている。
男子スキークロスの須貝龍は昨季W杯で、自身初の表彰台となる2位。五輪種目に採用された10年バンクーバー大会以降では日本勢初の快挙だけに、メダル獲得の期待も高まる。
*https://www.yomiuri.co.jp/olympic/2022/t/freestyle/ より
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