「豆腐に鎹-とうふにかすがい」
少しも手ごたえがなく、ききめがないたとえ。糠 (ぬか) に釘 (くぎ) 。
「唐へ投げ銀-とうへなげがね」
鎖国以前、朱印船貿易で、海外貿易に投資すること。投機的な投資や無駄な投資のたとえにもいう。
「灯滅せんとして光を増す-とうめっせんとしてひかりをます」
《「法滅尽経」から》ともしびが消えようとするとき、一瞬その光を増す。物事が滅びる直前に、一時勢いを盛り返すたとえ。
「桃李もの言わざれども下自ら蹊を成す-とうりものいわざれどもしたおのずからみちをなす」
《「史記」李将軍伝賛から》桃やすももは何も言わないが、花や実を慕って人が多く集まるので、その下には自然に道ができる。徳望のある人のもとへは人が自然に集まることのたとえ。
「桃李門に満つ-とうりもんにみつ」
《「資治通鑑」から》門下生にすぐれた人物がたくさんいることをいう。
＊goo辞書 より
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