ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

中庸の「憲法」と「軍隊」 ( ボウフラ君の意見 )

2023-03-31 16:22:20 | 徒然の記

    過激な「内務省」と、過激な亡国の「日本国憲法」が、歴史上の役目を終え、中庸の「憲法」と「軍隊」が作られる時代が来ていると考えています。  

 前回そう言って、シリーズのブログを閉じましたが、息子たちのためには、もう少し具体的に説明をする必要があります。待っていればこの時代が来るのでなく、なんの混乱もなく来るのでもありません。敗戦後の78年間、GHQに統治された日本は左翼思想が解禁され、南原繁氏の創設した「憲法研究委員会」と「東京大学社会科学研究所」がその力を遺憾なく発揮し、「日本国憲法」を成立させ、学界の左傾化に成功しました。

 日本の過去を悪として否定する左翼思想が、官界、教育界、政界、実業界、法曹界、マスコミ界を席巻し、日本を反日左翼国にしてしまいました。世間ではまだ反日左翼が跋扈していますから、作り直される中庸の「憲法」と「軍隊」は、彼らから見れば中庸であるはずがありません。「憲法」と「軍隊」は、左に大きく傾いている羅針盤の針を中庸に戻す役目なので、彼らには攻撃や抑圧と受け取られます。

 敗戦後の日本で生じたことが、再び生じると言う状況になると思います。警察による逮捕や拷問はありませんが、彼らが安住している組織内での左遷と追放は避けられません。官僚組織で言いますと、一番抵抗するのは財務省かも知れません。内務省が無くなった後で「官庁の中の官庁」となり、大臣職位も副総理格となっていますが、今度は位置が代わります。

 昔の内務省はありませんが、同様の機能を持つ総務省がとって代わり、同省内の旧郵政系左翼官僚も力を失い、旧内務省系官僚の発言力が増します。従って、旧郵政系官僚に守護されてきたマスコミも、今までのような偏向報道ができにくくなります。どう言う人物が総理になり、政策を進めるのかが重要になりますが、反日マスコミが煽動を止め、両論併記で報道をすれば国民の不安が抑えられます。

 軍の再建が同時に進められますと、外国勢力による武力の脅しから領土が守られるようになります。これに一番抵抗する野党が、おそらく共産党だと思います。総務省の中の警察と再建された軍が、皇室を否定する暴力や破壊行為を取り締まりますから、彼らの活動の範囲が狭められます。

 我が世の春を謳歌してきた反日左翼勢力にとっては、耐え難い迫害と受け取られますが、羅針盤の針が長く左に振れていたのですから、中庸に戻す作業の困難さが目に見えます。

 反日左翼勢力が、全身全霊を傾け「憲法改正」に反対している理由が、息子たちにも分かったと思います。「小西文書」がパンドラの箱を開けたと言った意味が、ここにあります。

 では、誰が、どのようにしてこれを実現するのか。前に述べていますが、簡単すぎて一番難しい方法、誰もが知っている簡単なことで、一番難しい方法です。

 「国民が自分で考え、判断し、選挙の一票で意思表示をすること。」

 「投票する政党と政治家は、自由民主党内の保守政治家。とりわけ、〈護る会〉に所属する政治家。」

 私の意見については「ねこ庭」の片隅の水溜りに涌いたボウフラ君が、早速批判してきています。今回はハンドルネームを「選挙の不正」君と変えていますが、傾聴に値する意見です。青山繁晴氏も私も、綺麗ごとで収めようとする傾向がありますが、自由民主党も他の政党に負けない、汚れと矛盾を抱えています。共産党親派のボウフラ君が、そこを忘れるなと警告していますので、参考までに紹介します。

    正しく民意が反映されていれば、選挙で選ばれた議員に託せるのだが。
「数の暴力」「金の暴力」で選挙を破壊している党が政権を担っている今は「民意」という言葉を薄ら寒く感じる。 

    有権者の買収、「怨日カルト組織」による非公式な選挙活動、大企業や公共事業請け負い業者等との癒着による組織票、そんな「黒い票」による「岩盤支持層」が自民党を支えている現実からは「民意の反映」等は微塵も感じられない。 

    しかも、自民党支持者達は「有権者の買収」そのものの「桜を見る会」問題、特定の支持者への国有財産の不当な廉売「森友」問題、友人への不当な許認可優遇「加計」問題等を、「些細な問題」「野党の難癖」と矮小化する。 
 
    国の根幹を決める選挙で不正が蔓延っている事の、どこが「些細な問題」か? やりたい放題の無法者、自民党が歪めている選挙を正さない限り、真の民意の反映等無かろう。しかも、その自民党は「日本を破壊する」為の組織、旧統一教会とその関連団体とズブズブな状態だ。 
 
    そもそもが「天皇陛下をひざまづかせる」等と公言するような輩とは、例え利害が一致したとしても手を結んではならないだろう?  萩生田も細田も高市も、そんな連中に魂を売った奴等なんだよ。 
 
    旧統一教会と癒着している議員は全員罷免、議員資格剥奪して二度と政界復帰出来ない位しないと、日本の政界は浄化されない。土台から腐った自民党は完全に解党して、真っ当な議員で新たな党を立ち上げれば良いのだ。 

    目を覚ませ。 
 
 明日から、予定通り渡部氏の著作の書評へ戻ります。まだ3月31日なので、エイプリルフールではありません。
コメント (6)
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