プラネタリュームへ、家内と一緒に、「はやぶさ」の記録 ( アニメと言うのか、映画というのか ) を、観に行った。
予備知識も関心もなく、漫然と、多少面倒な思いで、妻につき合った。しかし、何ということ。私は感動してしまった。
はやぶさは片道20億キロの旅をし、直径わずか500メートルの小惑星、「イトカワ」に到着し、小石を採取し、7年ぶりに帰ってくる。4年で終わる予定だったものが、エンジンその他のトラブルで、3年遅れの帰還になるという。
途中で何度も、音信が長く途絶えたのに、懸命の捜索で通信が再開し、それこそ満身創痍の状態で、地球へ戻ってくる。到着は、6月13日の夜間だ。機械だというのに、まるで心があるもののように、懸命に役目を遂行する姿に、目頭が熱くなった。
がんばれ「はやぶさ」。がんばれ「日本の技術者たち」。
だから、どうしても、「はやぶさ」について書きたくなった。そして、この感動のドラマに誘ってくれた妻に感謝する。
たまには自分も、素直に、家内に礼を言う時だってあるということか。これも、「はやぶさ」のお陰だ。