過去記事でも紹介しましたが、秋篠宮様の誕生日の記者会見でのご発言をネットで調べますと、次のようになっていました。
NHK NEWS WEB 「宮様ご発言」全文公開
読売新聞オンライン 「宮様ご発言」全文公開
ANN news CH 「宮様ご発言」全動画公開・・( 朝日新聞系列 )
産経ニュース 「宮様ご発言」動画を上中下分割して全公開
日経ニュース 「宮様ご発言」冒頭部分のみの記事 残りは有料
千葉日報新聞 「宮様ご発言」冒頭部分のみの記事 ( 共同通信社配信 )
サタデーステーション 冒頭部分のみ記事だが、千葉日報より詳しい ( ANN news配信 )
Yahoo ニュース 冒頭部分のみの記事
47 NEW S 冒頭部分のみの記事 ( 共同通信社配信 )
沖縄タイムズ 冒頭部分のみの記事 ( 共同通信社配信 )
東京新聞 冒頭部分のみの記事
高知新聞 冒頭部分のみの記事
「宮様ご発言」を公開せず全文を有料にしている新聞が多いので、社名を一覧にします。
京都新聞 佐賀新聞 北海道新聞 北國新聞 山陰中央新聞デジタル
下野新聞 WEb 東奥 福井新聞D刊 日本海新聞 山梨日日新聞デジタル
新潟日報デジタル 四国新聞 WEb 朝刊
ネットの世界の状況なので、日刊紙については千葉日報以外を知りませんが、おそらく似た状況で報道されているのでないかと推測します。
秋篠宮様のご発言が、マスコミ各社に重要視されている印になる気もします。
記者の質問に一つずつ答えられていますので、宮様のご発言は文字数にすると非常な長さになります。冒頭部分のみを報道している各社の工夫も、分からないではありません。
「NHK NEWS WEB」と「読売新聞オンライン」が同じく全文を伝えていますが、読み返しますと「読売新聞オンライン」の方が幾分詳しいようです。
「読売新聞オンライン」の記事から、記者の質問と宮様のご発言を「女性宮家」に関する部分に絞って紹介します。
〈 記者の質問 〉
・殿下は2009年の記者会見で、今後の皇室の在り方を議論する際には、「将来当事者になる皇太子ほかの意見を聞く過程が必要」との考えを述べられましたが、
・今回の過程で、当事者のご意見を聴取する機会が必要とお考えでしょうか。
・佳子さまとは、ご家族の中で何か話し合われていますか。
〈 宮様のご回答 〉
・基本的にこれは皇室のシステム、制度に関わることでありますので、これについて私が何かお話しするという事は控えることにいたします。
・ただ一方で該当する皇族は生身の人間なわけで、その人たちがそれによってどういう状況になるのか、そのことについて私は、
・少なくとも、そういう人たちを生活や仕事の面でサポートする宮内庁のしかるべき人たちは、その人たちがどういう考えを持っているかということを理解して、もしくは知っておく必要があるのではないかと思っております。
・少し質問からそれてしまいましたけれども、今の考えをお伝えいたします。
・もう一つ何でしたか。
〈 記者の質問 〉
・佳子さまとは、ご家族の中で何か話し合われていることはありますか。
〈 宮様のご回答 〉
・そのことについて、話し合いをしているということはありません。
〈 記者の質問 〉
・昨年の記者会見で、殿下は皇室の公的ご活動見直しの必要性に言及されましたが、改めて現在の活動量についての受け止めもお願いします。
〈 宮様のご回答 〉
・活動量というのは、実際に表れる数字と共にそれを行う側の年齢であったり、健康状態であったりすることによっても違ってくると思います。
・もちろん私たちは年々齢 ( よわい ) を重ねるわけですから、何らかの見直しというのは必要になると思います。
・でもその中でどういうことができるのか、まずシステムとかではなくて、その中でできることを考えていく必要があると思います。
・例えばですけれども、二つのものに出席依頼があったとします。もし活動量を少し抑えるというのであれば、夫婦単位であれば一人ずつ行くとか、そういう工夫はできるのではないかと思っております。以上です。
「女性宮家」に関するご発言としては、これが全てですが、受け取る人間が自分たちなりの解釈をします。
例えば朝日新聞系列の「ANN news チャンネル」に出演していた、高島彩キャスター、板倉朋希アナウンサー、名古屋大学河西秀哉准教授の3人は、宮様のご発言を「女性宮家」創設への前向きな意見として説明していました。
次回はこれに倣い自由な意見の一つとして、「ねこ庭」なりの解釈を説明しようと思います。