厳粛な 法の網は 漏れている

2006年07月24日 | 僕…

現在裁判について…勉強している僕です。
別に弁護士とか検事になろうと…している訳ではありません。
或る事で…無理をして学んでいるのです。

TV等で裁判の傍聴券を狙って…並んでいる映像を良く観ます。
だから僕は一般の裁判の傍聴は…無料で誰でも入れるとは知りませんでした。
でも実際に行ってみて…どの裁判も早い者勝ちで傍聴出来るのです。

今日の東京地方裁判所は雨にも関わらず…長蛇の列が続きます。
誰でも入れる裁判所だからこそ…入所チエックは厳しいです。
しかし厳重な筈の荷物検査に…僕は盲点を見つけます。

ここのチエックは空港と同じで…荷物はベルトコンベアーで運ばれます。
そして人間はゲートを…でも何故か濡れた傘は警備員に手渡しなのです。
つまり傘の中に凶器を隠しておけば…何の検査反応も出なくて通過です。

僕はそんな凶悪犯と切れ者弁護士の顔で…受付で本日の裁判予定表を拝見。
この予定表の中が…結構ドキドキなのです。
被告名には…○○○子(日本名)こと□□□(中国名)なんてのが沢山あります。
また外人さんの名前が今日は多いようで…他国で裁きに彼等は何を思うか。

またこの時季は…わいせつ事件の裁判が多いそうです。
殆どの裁判は…告訴から約2ヶ月で裁判が始まるそうです。
丁度ムラムラする春先に起きた事件が…今が裁判の旬なのです。

僕は人気のわいせつ裁判を避けて…殺人事件の裁判を傍聴です。
しかし傍聴席はガラガラで…あまり面白みに欠ける裁判のようです。
傍聴ファンや裁判オタクは…一瞬にしてドラマ性のある裁判を見抜くそうです。

僕の傍聴した裁判は継続審理で…被害者と被告の関係がややこしい ようです
ようです と云ったのは…本当に解り辛い裁判だったのです。
生まれて初めての傍聴は…あまり良い裁判ではなかった感じです。

でも…あの何とも云えない雰囲気…僕の裁判所通いは続きそうです。


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