日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



出張も到着後、2日めに入って、時差ボケと闘いつついろいろと本格稼動しはじめた1日でした。

具体的に書けない部分もあるのですが、許す範囲で。
朝、関係者との打ち合わせ兼朝食のあと、モントリオールの文化関連の施設及び団体を訪問。夕方からは会合に参加、という1日でした。

モントリオール、というかケベック州のすごいところは、全予算の数パーセントを文化関連事業にまわしているということです。日本では考えられない数字です。

この元になっているのは、やはり地域環境が大きいなと感じました。
フランスで、アメリカ文化の侵入の歯止めをどうかけるかという事がよく議論にあなりますが、そういう意味で、ケベック州はその最前線と言えるのかもしれません。もともと仏語と英語のちゃんぽんの国であり、特にモントリオールはその両方が恐ろしく対等にミックスされているので。

地元のアーティストの、「なにか(普通のもの=アメリカと?!)違うものを生み出そう」という熱意に感動です。

一番いい例として、今世界で最も成功している、サーカスを進化させたシルク・ド・ソレイユ(当ブログにも関連記述あり)でさえもその熱意の影響下にあることです。

1980年代にほんの数人からスタートし、今ではマーケティング本(ブルーオーシャン戦略)でも引き合いにでる独自性で世界を制覇したシルク・ド・ソレイユ。
世界のエンターテイメントの頂点、ラスベガスに最大の数の5つものショーを送り出し、今度は日本でも数々の単発公演のみならず、あ・の・最強のコンテンツを持つ東京ディズニーランドでさえも、手を組んで専用劇場を今後オープンするくらいの成功しています。

成功下にある中、アーティストの一部に、その待遇も、良い周辺環境も捨て、自分の仲間のグループを創設して、新しい表現にチャレンジしている人たちがいます。
シルクではできないことを表現することを、新たな糧として動き出しているのです。

今回の出張では、その動きの一部の公演にタイミングが合い、幸運にも行けそうなので、それについては世の中に公開されていることですしアップしたいと思っておりますので。
さてもう夜の1時なので、明日に想いを馳せつつ本日は終わりといたします。



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