日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
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この連休、見損なっていた新作DVDを3本借りて観ていたのですが、その合間にWOWOWのジョニーデップ特集の1本、ネバーランド (原題:Finding NEVERLAND )を観たらこれにハマッてしまいました。その時たまたまブルーな気分だったのが解消し、ぽっと心に灯るものがあり「やっぱ映画はええなあ」気分です。

ピーターパンを書く事になる作家を演ずるジョニーデップはいつもながらにうまい。
子役とのからみとか、天才的。
そして彼はもちろん、ケイス・ウインスレットもいい演技をしていると思いました。
ウインスレットはタイタニックのイメージを私はよくも悪くも引きずってきたのですが、「エターナルサンシャイン」やこの作品でずいぶんアップです。
加えて、名優ダスティン・ホフマンも脇役で登場、例のとぼけっぷりを最後に発揮し、彼らしい味を加えています。
おっと子役の子も忘れてはいけませんね...

決して派手な映画ではなく、演出は抑えめに作家と一家族の心のふれあいをていねいに描いていきながら、この映画のテーマ、「時間」そして「永遠な瞬間」、「愛する人への想い」などを紡ぎ出していきます。

監督は、マーク・フォースターで、「チョコレート (Monster's Ball)」の人。
あの暗さとは対極の話ですが、そのストーリーテリングにはやはり共通したものを感じます。

作品賞、主演男優賞、助演男優賞、美術賞、衣装デザイン賞、編集賞、作曲賞と7部門でアカデミー賞の候補となりながら、作曲賞だけの獲得でしたが、まずこういう地味な作品がそれだけノミネーションをうけたことで良しということでしょうか。

ということで、なんとなく気が進まず先送りにしていたこの映画でしたが、一気に今度はDVD借りてみてもいいかな?とか買ってもいいかもと思わされるところまでいった、ネバーランド Finding NEVERLAND デシタ!
食わず嫌いになりかけていたアナタ!?にお勧めしたいと思います。

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