日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



著者は、竹内薫氏。

プロローグの、「飛行機はなぜ飛ぶのか?実はよくわかっていない」から始まって、次々と常識を覆すような話題を投げまくる中に、名言が浮かび上がってくる。


例えば、

「仮説を倒すことができるのは、仮説だけ」

「古い仮説を倒すことのできるのは、その古い仮説の存在に気づいていて、そのうえで新しい仮説を考えることのできる人だけ」

「あえてタブーに挑戦し、あらゆる仮説に触れることにより、知的な【免疫力】を身につけろ」


そして遂にいきあたるのは、あの相対性理論。
それは、第7章 「相対的にものごとをみる」。
さらにホーキング理論にまで言及されるが、第6章までにグニャグニャに揉まれたことによって、これまでになく理解できたような気にさせる。

エピローグの、「すべては仮説にはじまり、仮説におわる」もそうとうに新鮮なエンディングなのだった。
これ、もしかして久々の快読本ではないか!!

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