日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



あまりにおもしろく読めているので、途中にもかかわらず紹介してしまおう。
(前もこういう事態があったな~)
当ブログではこの一ヶ月、異常にオリンピックしていたことだし....
(過去ログをみればわかります=初めての方)


マイケル・ペインといえば、IOC外部で日本人と仕事したのち、IOCに参加した男。
あまりに全ての成果はたまたトラブルの近くにいた人物が、出版した本書。
初版発行日はなんと、2008.08.08!=北京オリンピック開催初日(笑)

戦争を中断させうる、奇跡を起こす可能性を持つこのイベントの価値。
これを上げようと努力を惜しまず、実際に成し遂げた男たちの闘い。
その生々しさがビンビンに伝わってくる一冊。


順を追って説明していくと、第1章は今ではとても考えられないが、どの国も立候補しようともしない時代(!)のオリンピックのどん底時代にこのプロジェクトにかかわりだした筆者が当時をまず分析。

第2章~3章では、アメリカの放送権をめくる三つ巴(ABC,CBS,NBC)の争い。
タイトルだけでも凄い(笑)
サソリの戦い、とか先制攻撃、とか。

日本はジャパン・コンソーシウムというNHKも含めた組織で交渉しているので、この展開されるバトルにおどろかざるえないし、今の日本のやり方は正しいと思わされる異常な熾烈さである。


そして第4章からはさらにおもしろい。
ここからはスポンサーをめぐる裏話。
競合スポンサー間の争いから、アンブッシュ(待ち伏せ)問題まで、初めて知る話がたくさん。
もうここまで(6章)で私、既にイっちゃってます!


ということで思わず読中評しているわけですが、このあとも楽しみ。
まだ7章~11章が残っているし。
この分だと、読中評(中)も書けるかな?



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