日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



横浜で開幕した現代美術の国際展「横浜トリエンナーレ」。
今回の特徴としては、美術畑以外からの参加・コラボレーション。
赤レンガ倉庫1号館で昨日行われた、「キャメロン・ジェイミー 《JO》 with 灰野敬二(!)ソロ」に予告通り参加してきた。
 

入場前、スタッフがしきりに説明していたのが「すごい音量ですのでご了承下さい」
確かに!

過去、かなり前だが彼のプロジェクト「不失者」で、灰野敬二は既に経験済みではあった。
彼の演奏スタイルはそう変わるわけではないし、その継続こそが「凄い」とも言える。


今回はわかりやすかったのが、キャメロン・ジェイミー製作の映像《JO》が上映されながらの
「爆音」(笑)なので、ノイズ・サウンドの変化の必然性がすぐ理解できること。

映像は2パートで、前半がフランスでのジャンヌダルク祭?の映像。
クライマックスは、カテドラルをスクリーンにしたスライド上映シーン。
カテドラルが燃え上がる(ようにみえる)シーンがクライマックスとなる(写真)

後半はNY コニーアイランドにあるホッドドッグ屋 ネイサンズ Nathan'sでの大食いコンテスト。
例の日本からの出場者をメインに、その流れを全て逆回転でみせる。

そのどちらへも向けられた嫌悪が、いろいろな音色の巨大な音の「塊」となってぶつかってくる1時間。
圧倒的だった。


今週はよく調べてみると、トニー・コンラッドが横浜トリエンナーレで来日していることもあり、即興演奏家のイベントが都内の数カ所で多数開催。
また10/10にもトリエンナーレで灰野敬二のイベントもあるよう(場所•時間 未定)
こちら方面の音楽がやや活性化しつつあるのだろうか。

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