DVD：「ラースと、その彼女」Lars and the Real Girl

昨日アップしたように、「超」がつく美女が何気に凄すぎたショックをかかえたまま、微妙に女性不審な状態で今日このDVDが届いて鑑賞（笑）

「リア充」という言葉がネット上で使われているようだが、こちらは「リアルドール」を現実の女の子として扱う男性の話。
これも一種の「リア充」？
（「リア充」＝ネットばかりしていないでリアルな生活を充実しろということ）


もともとこの主人公、街の人々から信頼されていたという設定なので、キワものっぽい展開にはならない。
そうなるとどうしても関心がいくのが、この男にはどんなトラウマがあってこうなったのだろうか？！ということ。
少しずつ、女性に触れると痛みを感じるようになっていたことや、親まわりの話がポロポロと出てくる。

なので、決定的に揺り動かされる瞬間を待っていた。
それを食らうことで、この話が深く突き刺さる内容になると思った。
だが、その瞬間は来ないままエンドタイトルが（笑）

最近、「デュア・ドクター」「ゆれる」と立て続けに強烈な魔球を食らったあとだったので、つい期待してしまった私がいけないのかもしれない。
脚本が「アカデミー賞ノミネート」と知っていたのもいけなかったかな？

冒頭の「超」がつく美女の件のみならず、微妙に不幸な出会いになってしまった「ラースと、その彼女」なのだった。
まあこういうこともあるとあきらめるしかない...