日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



先行公開各国で評判「抜群」でヒットした「96時間」Taken。
その理由として当ブログでは、「フレンチ・コネクション2」+「ボーン」+「ダーティ・ハリー」を1時間33分で凝縮、という表現で絶賛している。


この「96時間」が優れていたと思うのは、その単純化された構造。
それは「娘を救う」という1点において、主人公がどんなに酷かろうが滅茶苦茶だろうが、悪人を何人抹殺しようが、鑑賞者はその展開に身をゆだねていればいい。
この構造において、この映画がグレイトになれたような気がする。
(時代劇のような構造?正義の印籠をもっているということか)


で、「続編」が企画されているという。
そうなると、いかがなものか、と思ってしまう自分がいる。

というのは、「ダイハード」の時も思ったのだが(古い...)
「ダイハード2」のラストで、主人公の妻がぼやく一言に象徴される。
「どうして私たちだけこんなに事件に巻き込まれるの....」
一瞬はギャグとして笑えるセリフだが、冷静に考えると、あまりにその通り(笑)
いくらお話とはいえ、何度も何度も事件に遭遇するのはあまりにシャレにならないからだ!


次回、またもや「娘を救う」という展開だとすると、誰でも「ありえないっしょ!」となるのは間違いない。
「妻を救う」という方向も有りうるが、捨てられた相手にそこまで躍起になるのもちょっとどうか。
あるいは、「娘と妻を救う」という展開というのも有りうるか。
その方向があるとすると、その事件の中で次の旦那は無惨に殺されてしまうプロットなのだろう(笑)

前回の事件は、アルバニア出身の組織が行う「ヒューマン・トラフィッキング」
これも、現代的なリアリティがあって良かった。
このへんも、次はどうするのだろうと想像するだけでタノシイ。

踏ん張れ、リュック・ベンソン!(笑)

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