日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



DAVID BYRNEと言えば、TALKING HEADSの中心メンバーであり、かつ現在でも活発にメッセージを発してるミュージシャンを超えたメッセンジャー。
現在盛り上がりつつ?ある「ブルックリン派」にも影響を及ぼしているとの話も。

そのDAVID BYRNEの個展が先週末から、原宿のVACANTで始まった。
私は一貫してファンなので、早速GO!


まず1階は、TALKING HEADS時代の来日公演パンフなどの書籍がずらっと。
(彼の特質をぎゅう詰めにした本「Strange Ritual 」を持っている身としては、そんなに目新しい感じはしなかったが)


そして2階に上がると、いかにも彼らしいコンセプト。

6台×14台のエフェクターがずらっとあり、まずはその上を踏んでくれ、と促される。
ギターアンプが横に置いてあり、ベースの「音」が流れているのだが、エフェクターを踏み出すと.....
この音がだんだんと「音響」「ノイズ」化してくる。

鑑賞者 個人個人が、自分のオリジナル・ノイズ音楽を聴きながら、作品を見るという趣向か。
面白い!(混んでいると、これはできないかもだが)


で、肝心の作品。
1.まずは、最初のソロ作品、Bush Of Goast(名作!)時のジャケの別イメージ類。
作品自体が良いだけに、見る方も力が入る(笑)
わりとあっさりしてたけどね。。。

次に、
2.いかにもBYRNEらしい、「言葉」「ワード」がキーになる作品群。
×9がまとめて並んでいるのだが、よくあるアメリカの郊外にある大手企業の入り口看
板類の文字が、見学者の移動によって変化し、思わぬワードに切り替わる。

3.ブッシュ親子、フセイン3人の顔面のお面が熱で溶かされ、ドロドロになった作品。
強い反戦メッセージ!

4.最後は、渋めの4点。
野菜とかフルーツのモノクロ写真が、2.のように見学者の移動によって、同じ形だが全
然違うもの(切り株とか)に変化する。


正直、ファンとしてはこれらの作品にふれたのは嬉しかったが、点数がちょっと少なすぎないかな~
自分のオリジナル・ノイズに浸りながらの観賞、というアイデアは最高に痺れたが。

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